むらのできごと

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2023.10.19

村長通信NO170 ウガンダからのお客様

村長の馬場です。

夏から初冬に一気に季節が移り替わっていくように、足早に紅葉も進んでいる赤井川村です。

今週は月曜日に臨時議会を開催して頂き、9月の大雨で崩れた法面等復旧予算の専決処分案をはじめ、温泉施設のボイラー等改修工事契約及び山村活性化支援センターの指定管理者の指定、補正予算案について慎重審議を頂き可決決定して頂きました。また、小学校の適正配置の特別委員会も同日開催して頂き、教育委員会から検討状況の報告をさせて頂きました。

そのほかに議会協議会も開催して頂き、役場内で検討を進めている事案について説明させて頂き、議員の皆さんからのご意見を更なる検討の課題とさせて貰うことができました。

来年度予算編成に向けた準備も既に始まっており、秋の深まりと共に役場も忙しい日々が続きます。

さて、昨日北海道国際交流・協力総合センターからの依頼で、JICAプログラムの「ウガンダ国西ナイル・難民受入地域レジリエンス強化プロジェクト」の研修として、ウガンダ国の行政機関職員13名が本村を訪問してくれました。

対応は主に総務課と産業課職員があたってくれたのですが、私も歓迎の挨拶をさせて頂きました。

赤井川村での研修テーマは「赤井川村の農業・6次産業化の取り組み」というもので、役場と生産者や生産者組織との連携や特産品開発の取り組みを中心に、農業振興全般に係わる取り組みの説明をさせてもらいました。

ウガンダ国を含めた周辺国は多くの課題を抱えており、そのなかでウガンダ国は周辺国から難民が多く流入する中心国のため、難民も含めた新たな国づくりや地域づくりの計画策定を急いでおり、その計画策定調査の一環として日本を訪れていると説明を受けました。

ウガンダ国には村という行政単位はないようですが、村内の様子をみた感想として「自分たちの村のイメージからすると赤井川村は町です。」と感想を伝えてくれました。赤井川村の取り組みが少しでもウガンダ国の発展の参考になればこれほど嬉しいことはありません。

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