むらのできごと

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2023.11.27

みんなで考える脱炭素むらづくり講演会を実施しました

 11月24日(金)に赤井川村健康支援センターにて、みんなで考える脱炭素むらづくり講演会を実施しました。

 赤井川村ではゼロカーボンシティを達成するために温泉熱や地中熱といった再生可能エネルギーの利用を計画しています。他にもむらバスなどの公共交通の運行や村有林の育成、小水力発電の事業化調査など、様々な取り組みを行っていく予定です。

 北海道大学大学院石井一英教授の講話では、地産地消による経済・社会・環境問題の解決についてや北海道のゼロカーボンに向けての課題などを解説していただきました。脱炭素はあくまでも通過点であり、地域経済の好循環によるまちづくりが重要であることを教えていただきました。また講話内では「絶滅を選ぶな。手遅れになる前に人類を救え」という動画(https://www.youtube.com/watch?v=aQkhbPfwzdI)も紹介されて、地球温暖化問題に警鐘を鳴らすものとなっており、内容も面白いので、是非ご覧になってみてください。

 講話が終了した後は参加していただいた村民の方々にグループワークを行っていただきました。内容はグループ内で各家庭の「エコな取り組み」を共有すること赤井川のゼロカーボン達成のためにどんなことが必要かということをメインに話し合いました。グループワークでは以下のような意見が出ました。

・暖房代を節約するために家全体を暖めるのではなく、使用する部屋のみを暖めることや、なるべく家族が同じ部屋に集まり過ごす。

・長期的な視点で、車の買い替え時期にエコな車に乗り換えることを検討したいという意見も出ました。

・仲間づくりのために村民が集まり、脱炭素について語り合う今回のような機会が必要であるという意見も出ました。

以下に話し合いの内容をまとめたものを掲載しましたので、ご確認ください。

ゼロカーボン講演会 グループワーク

 ぜひ皆さんも近隣の方々とエコな取り組みの共有、実践を図ってみてはいかがでしょうか。

 今回の脱炭素むらづくり講演会では、中学生を含め様々な年代の方の参加があり、いろんな世代の意見が集まり、活発な意見交流のもと有意義なものとなりました。参加していただた皆さま有難うございました。

この事業はサマージャンボ宝くじの収益金を活用して実施しています。

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