むらのできごと
2017.01.13
今月のオススメ図書(2017年1月)
2017年は酉年ということで、今月はタイトルに「鳥」がつく小説をご紹介します。
人気作家の東野圭吾さんの作品や、「MOZU」としてドラマ化された逢坂剛さんの作品など、
様々なジャンルから選んでみました。
大きな鳥にさらわれないよう/川上弘美
遙か遠い未来、滅亡の危機に瀕した人類は、小さな集団に分かれ密やかに暮らしていた。
生きながらえるために、ある祈りを胸に秘め…。かすかな光を希求する川上弘美の「新しい神話」
カッコウの卵は誰のもの/東野圭吾
父と娘、親子2代続けてのトップスキーヤー。しかし父には、娘に言えない秘密があった…。
親子の愛情に、揺さぶりがかけられる。覚悟を決めた父親は、試練にどう立ち向かうのか。
才能と親子の絆をめぐる感動長編。
鷺と雪/北村薫
昭和11年2月、運命の偶然が導く切なくて劇的な物語の幕切れ「鷺と雪」ほか、
華族主人の失踪の謎を解く「不在の父」など全3編を収録した、昭和初期の上流階級を描くミステリー。
鷹ノ目/犬飼六岐
剣戟とユーモア、悪党たちとの誑かしあい。
メリケンでいう賞金稼ぎ、本邦でいう勧賞目当ての流れ者。
渡辺綱の子孫・条四郎は高札に掲げられた罪人を追って諸国を旅し、事件を捌く。
百舌の叫ぶ夜/逢坂剛
能登半島の岬で記憶喪失の男が発見された。一方、東京新宿では爆弾テロ事件が発生。
錯綜した人間関係の中で巻き起こる男達の宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。
迫真のサスペンス長編。
とんび/重松清
不慮の事故で愛妻の美佐子さんを亡くしたヤスさんと、息子のアキラ。
我が子の幸せだけをひたむきに願い続けた不器用な父親の姿を通して、
いつの世も変わることのない不滅の情を描く。魂ふるえる、父と息子の物語。
カラスの親指/道尾秀介
人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。
やがて同居人は増え、「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。
失くしてしまったものを取り戻すため、彼らが企てた大計画とは?
梟の城/司馬遼太郎
戦国時代末期、権力者たちの陰で、凄絶な死闘を展開する二人の伊賀忍者の生き様を通して、
かげろうの如き忍者の実像を活写し、歴史小説に新しい時代を画した直木賞受賞作品。
教育委員会図書は村民どなたでも借りることができます。
役場1階ロビーにて、毎日午前8時30分~午後5時15分まで
365日役場開庁時間であれば、いつでも借りられます。
また、健康支援センターでは絵本や児童書の貸出しを行っています。
この機会に一度足を運んでみてください。
投稿者:教育委員会