むらのできごと
2020.03.13
村長通信NO37 村全体が物静かで寂しいです
村長の馬場です。
公立学校の休校、イベントなどの中止又は延期、卒業式の短縮、週末の外出の自粛等々、北海道で
感染が拡大する新型コロナウイルスの関係で、村を訪れる人も極端に減り、村民の方も色んな行事
が無くなるので、外に出ることも少なくなり、村の中は何となく物静かで寂しいです。
赤井川村はもともと人口が少ないから静かでしょ?と仰る方もいると思いますが、少ないのは少ない
なりに、朝夕登下校の子供たちの姿や笑い声、放課後外で遊ぶ子供たち。村内で行われる行事に参加
する方々の往来など、それなりに村の中に人の動きがありました。
村民の方がまったく外で活動していないわけではなく、温泉に行けばいつもの皆さんの顔があり、体
育館に行けば、仲間どおしで体を動かしている人が居たりと普段と変わらないように生活をしようと
する方々を目にする事は出来ます。しかし、人が集まる色々なサークル活動が休止していたりしてい
るので、予防のため活動を自粛している方は多いようです。
昨日、後志初の感染者が小樽市で確認され、いよいよ後志にも感染の波が現実として現れたことにな
りました。まあ~想定内と言えばそれまでかも知れませんが、今まで以上に予防対策には気を付けな
ければならないのは事実です。
村では、村内で感染者が確認されるまで公共施設の閉鎖はせずに、村民の個人的な活動が制約されない
ようにしたいと思っていますが、仮に感染者が村内で確認された場合は、施設の閉鎖なども含め村民の
皆さんにはご不便をお掛けすることになると思います。
今後も情報発信に心がけ、今回のコロナ騒動で村民の皆さんが不安にならないよう取り組みます。
一日も早く普通の生活に戻れることを心から願うしかありません。
今朝の北海道新聞に発症が疑われる場合に対応したフロチャートが載っていたので下記に貼り付けして
おきます。参考にしてください。
明日は規模が縮小となってしまった中学校の卒業式ですが、希望に満ちた春が迎えられるよう、卒業生を
しっかり送り出して来たいと思います。