むらのできごと
2025.01.17
村長通信NO214 成人式
村長の馬場です。
昨日はこの冬一番の降雪のように感じましたが、とっても軽い雪だったので助かりました。ただ今夜からまた降雪予報が出ているので、どの程度で収まってくれるのか気がかりなところです。
さて、年明けは出掛ける公務も多く、情報が新鮮ではなくなってしまいましたが、1月12日に令和7年の成人式が生活改善センターで開催されましたので、その様子をアップします。
今年は赤井川中学校卒業生対象者10名の内6名が出席してくれました。
毎年思うのですが、中学校を卒業してから5年しか過ぎていないのに、みんな立派に成長し、自己紹介の場面では、近況や将来の希望を聞かせてくれ、薬剤師にしかなれないと言う医療大学生もいました。(笑)
式典の最後となる成人者謝辞は、代表として水澤くんが引き受けてくれて、立派にお礼の挨拶を述べてくれました。
赤井川村の成人式は、小学校・中学校の卒業担任にも声を掛けさせてもらい、出席頂いているので成人者はもとより、保護者の方も懐かしい再会を喜び合っていました。
式典終了後はカルデラ太鼓を一緒に演奏したり、懇談するなど楽しい時間を過ごしてくれたようです。
2025.01.07
村長通信NO213 新年の仕事始め
村長の馬場です。
昨日6日(月)から役場は仕事始めでした。ただ、全国的にインフルエンザA型が猛威を振るっているとニュースが伝えているとおり、役場も初日から三名程が風邪で休んでおり、ちょっと心配です。聞くところによると村内でも年末から感染した人が家族単位で多いらしく、正月は寝正月だったといしう声も聞こえています。
今年は外気温も低めに推移し、空気も乾燥しているので、まだまだこの状況は続くと予想されているようですし、今週は大型の寒波が日本海側を中心に予想されています。村民のみなさんには予防対策に万全を期してほしいと思います。
さて、今日は赤井川消防団の出初式が生活改善センターを会場に挙行されました。村民の生命・身体・財産を守る常備消防職員と共に自らの仕事を持ちながらも消防活動をしてくれているのが消防団員のみなさんです。私も村長として出初式では日頃の活動に感謝を込めて挨拶をさせていただきましたが、制服姿の団員の皆さんはとても精悍で頼もしく見えました。消防団員のみなさん今年も村民が安心して暮らせるよう宜しくお願いします。
2025.01.01
村長通信NO212 2025年元旦
新年明けましておめでとうございます。村長の馬場です。
昨年も多くのみなさんとの出会いがあり、赤井川村を知って頂きご支援いただけることが出来、心から感謝しております。この多くの出会いを赤井川村を元気にする糧にできるよう、今朝赤井川神社にて初詣を済ましてきました。
仕事始めは6日からなのですが、今年は雪が少なめな赤井川村なので、できればこのまま穏やかな年始が続けば良いと思っています。ただ、そんなに都合よくは行かないとも思っています。(笑)
新年のご挨拶は広報あかいがわに掲載させて頂きましたが、ここにもアップさせていただきます。
本年もよろしくお願いいたします。
下記が村広報掲載の年始のご挨拶です。
2025年 年頭あいさつ 赤井川村長 馬場 希
新年あけましておめでとうございます。
村民の皆様には常日頃より村政運営全般に渡り、深い御理解と御協力を頂いていることに感謝とお礼を申し上げます。
2025年は赤井川村が誕生して126年目となります。幾多の苦労を乗り越えて今日の赤井川村を築いてこられた多くの先人たちに、改めて敬意を表するとともに、このように自然と感謝の気持ちが湧いてくるのは、新しい年を迎え何かと混沌としている世の中ですが、今を生きる村民一人ひとりがこの村を後世につないで行く主人公であることを私自身が感じているからだと思います。
さて、昨年を振り返りますと1月1日に能登半島を襲った地震は正月気分を吹き飛ばす出来事でしたが、翌2日の羽田航空機事故の衝撃的映像は、この先にいったいどんな事が起こるのかと多くの方が不安に感じたのではないでしょうか。連日の地震報道や世界各地で起きている戦争や紛争の報道は、村で生きる私たちの生活実態からはなかなか実感できないことですが、他人事とは思わずに自然災害や事件事故を想定した村としての備えを少しでも整えなければならないと改めて強く感じる1年でもありました。
私としても村長として仕事をさせていただき2期目の折り返しを迎える年であり、「安心して暮らせる村づくり」を進めるとして掲げた5つの目標を推進する大事な年になると考えています。
主産業である農業分野においては、頑張る農業者を応援する施策として進めてきた農業振興対策事業については、これまでの支援内容を一部見直しつつ、デジタル化等に対応した経営改善や農産加工品の開発などに積極的に取り組む農業者や生産者団体を応援するとともに、遊休農地の活用や新規就農希望者の受け入れを引き続き推進します。観光分野においては引き続きDMOと連携しながら、本年11月から導入予定の宿泊税を有効活用した施策の充実を目指します。
子育て支援については、小学校の統合に合わせた教育環境(小学校・中学校の施設改修含む)の充実や、放課後の子どもたちの居場所づくりを進め、世代間の交流も展開できるよう進めます。また、新生児やその保護者との関りを強化しながら、安心して生み育てられる環境づくりを推進します。
生活関連分野では、診療所の運営体制が新しくなったこの機会に医療・介護・福祉の連携をより一層強め、高齢者をはじめ村民が健康で過ごせる環境づくりを推進します。また、むらバスを中心とした村内外を結ぶ地域公共交通については、現在実施中の実証運行の結果を踏まえながら、より利用しやすいバスを目指し安全運行を推進します。消防支署設備の強化として汎用型タンク付き消防車を導入し、村民の生命と安全を守る環境整備も進めます。
ゼロカーボン・再生可能エネルギー活用分野では、村有林の整備に加え公共施設の整備第2弾として、地中熱利活用や太陽光発電を活用した役場庁舎のリフォームに着手します。また、区会が管理する街灯のLED化支援に取り組みます。
昨年から進めている村内の新しい産業づくりを担う中核プレーヤー(人材)の発掘・育成の取り組みについても、引き続き常盤地区山村活性化支援センターを拠点に事業の拡大とまちづくり団体の設立を目指します。
また、小学校統合後の都小学校施設の利用に関する計画は、大変大事な事業でもあります。
このように2025年から大型の施設整備を含むプロジェクトが動き出しますが、財政の健全化にも取り組みながらの各種事業実施のため、いかに財源を確保しながら進めるかが私に課せられた大きな課題でもあります。この点については職員と共に国・道の関係機関や民間の力も借りながら、新年度予算にしっかり反映させなければならないと思っています。
結びに、種々新年度に向けた取り組みを先述させていただきましたが、新年を迎え村民の皆様が安心して暮らして行けるよう、村議会議員の皆様とも課題解決に向けた議論を重ね、役場職員一丸となってより良い村づくりに努力することをお伝えし、年頭のあいさつとさせて頂きます。
2024.12.04
令和6年度ブックフェスティバル
12月4日(水)、赤井川村体育館にて令和6年度のブックフェスティバルを開催しました。
これは、子供たちに本を選ぶ喜びを体験させ、読書意欲の向上をねらって実施している事業です。
今年も北海道立図書館から、500冊の本と、たくさんのしかけ絵本などをお借りして実施しました。
今年は低学年、高学年に分かれて、読み聞かせと本の貸し出しを行いました。読み聞かせを行っていただいたのは、ブックボランティアの方々です。
本の貸し出しは、体育館の床にずらりと並んだ500冊の本から、児童たちは自分の興味のある本を夢中になって5冊まで選んで借りました。返却期限は冬休み明けの最初の登校日です。冬休み期間を利用してゆっくり読んでください。
最後に各校から2名ずつ感想をもらいました。
お手伝いいただいたブックボランティアの皆さん、先生方のおかげでイベントを開催することができました。本当にありがとうございました。
来年度のブックフェスティバルも楽しみにしていてください。
2024.11.29
村長通信NO211 うれしい支援を頂きました。
村長の馬場です。今日二回目の投稿です。
朝から降り続く湿った雪は今も降り続いています。今朝の事故は曲川地区で走行中のダンプが滑って路肩に落ちた単独の事故でした。これから夜にかけて益々道路は滑りやすくなりますのでドライバーさんは運転に十分注意してください。
さて、今日北海道郵便局長協会北後志地区郵便局長会工藤会長が来庁され、公益事業への支援として五十万円の寄付を頂きました。道協会では全道の自治体の中から毎年1自治体へ寄付をしているとのことで、今年度赤井川村を選定頂きました。村内には2か所に郵便局があり、村民には無くてはならない金融、郵便等の機関であり、こちらがお世話になっているのに大変有難い申し出であり、心よりの感謝意を伝えさせて頂きました。頂戴した寄付は住民サービスの向上に役立たせて頂きます。
また、午前中には北海道電力山本道央統括支社長が来庁され、北電グループの地域密着型の各種サービス事業について説明を頂きました。村では再生可能エネルギーの利活用やゼロカーボンの推進について事業展開している関係から、今後も様々な分野でご協力頂けることは心強いことです。
2024.11.29
村長通信NO210 安全通行を要望
村長の馬場です。
一度すっかり無くなった雪も、今朝自宅のカーテンを開けると一面の雪景色に変わっており、いよいよ根雪に近づいているのかな~と感じた朝です。キロロスキー場もこの雪が順調に積もれば近日中にオープンできることでしょう。今日はスキー場の安全祈願祭が開催されます。私は公務の都合で出席できませんが、副村長が代理出席しシーズンの安全を祈願してくれます。
さて、本格的な冬シーズンとなりましたが、昨日北海道開発局小樽開発建設部長へ国道393号賀老の沢に掛かる橋付近の車道幅狭小区間の早期改良について要望してきました。この区間は比較的事故が多い場所で、過去には死亡事故も発生しています。
今後の安全通行を確保するためにも早期の改良が必要な区間の為、改めて要望してきました。小樽開建部長からも用地処理を早期に進め、早い段階での改良を目指す旨のお話を頂きましたので、村としても全面的に協力し早期の改良が進むよう取り組みたいと思います。
今日の雪も湿った滑りやすい雪です。先ほど消防のレスキュー車がサイレンを鳴らして出動していたので、この雪で何らかの事故が発生したのかも知れません。ドライバーのみなさんはくれぐれも安全運転に心掛け、笑顔で帰宅できるようにしくださいね。
2024.11.15
村長通信NO209 クリーンラーチの苗木
村長の馬場です。
朝晩はすっかり冷え込むようになってきましたね。来週は平地でもまた降雪の予報が出ています。農家さんも畑の片づけはほぼ終了しているころと思いますが、村中が冬支度を加速させているように感じます。
さて、赤井川村は令和5年3月に「ゼロカボーンビレッジAKAIGAWA推進戦略」を策定し、2050年の温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指すゼロカーボンシティ宣言をしました。村では現在、森林整備によるco2吸収源の創出や公共・観光施設の省エネ・再エネの導入に取り組んでいるところですが、この度後志総合振興局より成長が早くco2吸収量も従来の樹種より優れているという、道立の研究機関で開発した「クリーンラーチ」という針葉樹の苗木の提供頂きました。
この苗木は、後志管内でゼロカーボンシティを宣言している市町村で、記念樹として植樹してもらい、広く住民のみなさんにゼロカーボンの意義を知ってもらうことを目的としている活動であるということです。
そこで早速役場の前庭に二本の苗木を植樹させてもらいました。成長が早いというのでどのくらい早いのか楽しみにしたいと思います。
2024.11.13
令和6年度赤井川村文化祭
11月1日(金)から3日(日)までの3日間、村体育館において第54回赤井川村文化祭を開催しました。会場には保育所や小中学校、一般の方々からもたくさんの作品の出展がありました。どの作品も素晴らしく、見ごたえのある展示になりました。今年は、3日間とも多数の方に足を運んでいただきました。
1日目には、文化伝承教室を実施し、今年は石臼でそばをひく体験を行いました。今回の体験学習を通じて、児童たちは先人のの苦労を知る機会となりました。
今年も昨年に引き続き、ステージ発表がありました。出演者の皆さんはとても気合が入っており、会場はとても盛り上がりました。
出品・出演してくださった皆さま、体験学習の講師の方、準備・後片付けにご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
来年も、皆さまからの出品・出演をお待ちしております。
2024.11.13
令和6年度第2回学校運営協議会
10月28日(月)、今年度2回目の学校運営協議会が開催されました。
前半は各部会に分かれ、令和6年度前期学校評価について協議していただき、その後全体交流を行いました。
後半は、コミュニティ・スクール推進員(CSマイスター)の前川氏から講演をいただきました。
(CSマイスターとは、文部科学省等からの依頼を受けて、コミュニティ・スクールの導入及び拡充を推進する教育委員会や学校関係者等に対する継続的な助言及び支援、その他地域とともにある学校づくりの促進に向けて必要なことを行う方です。(文部科学省出典))
講話の間に演習を行い、先生方や地域、保護者の様々な視点からたくさんの意見が出されました。
出席していただきました委員の皆様、ありがとうございました。
次回の学校運営協議会は2月頃を予定しています。
2024.11.12
村長通信NO208 カルデラの里にバルーン
村長の馬場です。
先週の土曜日・日曜日にバルーンが空に浮いているのを見かけた村民の方も多いと思います。澄み切った空気の中、ぷかぷか浮くバルーンは何だか見ているだけで心を和ませてくれました。
実は役場職員の中にバルーンパイロットの資格を持つ人がいて、九州と上士幌のバルーン仲間に声掛けをして、今回のぷかぷか遊覧飛行が実現したそうです。普段なかなか見ることも乗ることもないバルーンの出現に驚いた方も多いと思います。
今回の遊覧は、資格者の村職員のバルーン仲間と村職員を中心とする村内仲間たちが協力して実現させた飛行ですが、土曜日にはカルデラ公園に集まった方に体験搭乗してもらう企画もあり、見たところ三十人から四十人は貴重な体験をさせてもらっていました。
私はどちらかというと高いところが苦手なので、近くから眺めていましたが、風任せのバルーンを眺めているだけで、景色にマッチしていて映画のワンシーンのようでした。
主催した関係者によると、風任せなので時間通りに飛んだり降りたりは非常に難しく、体験搭乗時間にズレが出て、待っていてくれた方に申し訳なかったといっていましたが、体験搭乗させてもらったことで待っていた方は勘弁してあげて欲しいと思います。
村内で貴重な体験の機会を作ってくれた関係者の皆さんありがとうございました。