むらのできごと

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2024.01.10

村長通信NO176 仕事始め

※昨日投稿予定だったため昨日の事としてご覧ください。

村長の馬場です。

新年あけましておめでとうございます。年頭の挨拶は別ページの「村長室」に掲載していますのでご一読頂ければ幸いです。

今年は元日から能登半島地震や2日の羽田航空機衝突事故が発生するなど波乱に満ちた年明けとなりました。今回の震災や航空機事故でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りすると共に、被災地で被害にあわれた皆様にお見舞いを申し上げます。被災地ではまだまだ復旧というよりは救援・救助活動の真っ最中ということですが、1日も早く被災者の皆様の生活に落ち着きが戻るよう願っております。

仕事始めの訓示でもお話させて頂いたのですが、「今回の震災を我がことと捉え、災害が発生した場合の備えや動きを職員個々に今一度確認すると共に役場内の情報共有を徹底して頂きたい」旨のお話をさせて頂きました。

さて、新年最初の仕事は7日に開催した成人式でした。今年の赤井川中学校を卒業した対象者は5名と近年では一番少ない学年となりますが、その分兄妹のように仲の良いクラスでした。残念ながら都合により2名が欠席したため3名の出席でしたが、すっかり大人びた姿に驚かされました。一人は子供のころからの夢であるパン職人を目指し製造業で修業している男子。一人はこの4月から保育士として働くことが決まっている女子。そしてもう一人は考古学を勉強し将来は学芸員を目指している大学生の男子です。村の子供たちが夢を持ち進んでいる様子が確認できる成人式は毎年楽しみにしている式典のひとつです。彼らの将来に幸多かれと願うばかりです。

8日は赤井川村消防団の出初式でした。前日からの大雪の影響で団員の参加は全体の3分の1程度でしたが、野田団長のもと粛々と進行する式典は厳粛さが漂い背筋が伸びました。私も挨拶のなかで日頃の消防団活動への感謝といざという時に村民が頼りにしているのは消防団の皆さんである旨を伝えさせて頂きました。当日式典後に懇親会を予定していましたが、能登半島地震で仲間が大変な思いで活動している状況に鑑み会を中止としたため、団員の皆さんはそれぞれ除雪活動に戻って行きました。

それにしても一気に雪が積もり平年並みになりました。年明けまでは「今年は雪が少なくスタート出来て良かった」と呑気にしていたのですが、やはり赤井川村です。やるときはやる。降る時は降る。今週はちょこちょこ雪が降る予報になっています。ただあまり一気には降らないでほしいところです。

明日から東京・千葉へ出張のため役場には不在となりますが、来週は新年度予算の村長査定を予定しており、新年の仕事も本格化します。

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