むらのできごと
2016.08.05
今月のオススメ図書(2016年8月)
毎日暑い日が続いています。
こんな日は海にでも行きたいですね・・・ということで今月は「海」が題名に入っている
小説を集めてみました。ただ、海辺でのんびりとビール片手に・・・という内容の
ものではなさそうですが。いろいろな「海」をご堪能あれ!
「海辺のカフカ(上・下)/村上春樹」
誕生日の夜、少年はひとり夜行バスに乗り家を出た。
生き延びること、それが彼のただひとつの目的だった・・・。
村上春樹待望の書き下ろし長編小説。
「海の底/有川浩」
4月、横須賀米軍基地を赤い巨大な甲殻類が襲った!
潜水艦へ逃げ込んだ自衛官と少年少女の運命は!?
ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテインメント!
「海辺の扉(上・下)/宮本輝」
紺碧のアテネの空の下、聡明なギリシャ人女性と、過去に痛手を負った
男が紡ぐ愛・・・。仕組まれた艱難が彼らを襲った時、壮大な生命の物語は
始まった。
「巨鯨の海/伊東潤」
和を乱せば、死。江戸時代、究極の職業集団「鯨組」が辿る狂おしき運命!
流れ者、己の生き方に苦悩する者、異端者など、江戸から明治へ、
漁村での劇的な人生を描いた物語。
「鯨の哭く海/内田康夫」
捕鯨問題の取材で南紀・太地を訪れた浅見光彦は「くじらの博物館」で、
背に銛が突き刺さった漁師人形を目にする。
それは以前起きた殺人事件の被害者の姿そのものだった・・・。
「ふみ子の海/市川信夫」
ふみ子は海を見たことがない。でも海の夢なら見ることがある・・・。
自らも盲目になりながら教鞭をとり、障害視覚障がい者教育に捧げた
栗津キヨの生涯を取り上げた作品。
「海峡/伊集院静」
古町界隈で「高木の家」を知らぬ者はなかった。
少年にとって父は聳える山のような存在で、母は豊かな海であった・・・。
瀬戸内の小さな港町で過ごした著者の少年時代を描いた自伝的長編小説。
「出口のない海/横山秀夫」
人間魚雷「回天」。発射と同時に死を約束される作戦が、終戦前に展開されていた。
元甲子園優勝投手はなぜ自ら回天への搭乗を決意したのか。
命の重みとは、青春の哀しみとは・・・。
教育委員会図書は村民どなたでも借りることができます。
役場一階ロビーにて、毎日午前8時30分~午後5時15分まで
365日役場開庁時間であれば、いつでも借りられます。
また、健康支援センターには児童書や絵本の貸出を行っています。
この機会に一度足を運んでくださいね。
投稿者:教育委員会