むらのできごと

むらのできごと

2020.05.21

村長通信NO50 手指の消毒液を寄贈頂き村民配布しています。

村長の馬場です。

小中学校の分散登校開始や保育所の再開、各公共施設の一部利用再開など、少しずつ日常生活に

近づきつつある赤井川村です。

しかし、まだまだ収束に向かっているとは言えない状況なので、国・道の緊急事態宣言が完全に

解除されても、予防対策への取り組みは当分継続しなければならないと感じています。

そんな中、赤井川建設協会さんが手指消毒用エタノール液18リットル缶を15缶寄贈してください

ました。

有難いことです。

村民の中でも「まだまだ値段も高いし、手に入れるのが難しい」との声も聞こえていたので、早速

村民の皆さんに一家庭500mlを上限に配布させてもらうことにしました。

詳しくはホームページに掲載していますのでそちらをご覧ください。

今朝は降霜によりグリーンアスパラにかなり被害にあったようで、他の作物ににも影響が出ていな

いか心配です。

今しばらくは農家さんの遅霜対策が続きそうです。

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2020.05.16

村長通信NO49 村民の皆さんには新しい生活様式の取り組みをお願いします。

村長の馬場です。

今日16日から新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の緩和に伴い赤井川村が独自に要請していた

商業施設等の休業要請や公共施設の利用制限を一部解除させて頂きました。

詳細はホームページに掲載しておりますのでご確認ください。

商業施設の休業要請解除が土曜日だったことから交流人口の増加を多少心配しましたが、札幌を中心

に石狩管内の収束見通しが未だ立っておらず、北海道知事・札幌市長の呼びかけ効果が出ているよう

で、思った以上に交流人口の急激な増加にはならず、一安心しているところです。

来週からは小中学校の分散登校や保育所等も通常受け入れを始めますので、感染者ゼロの赤井川村も

新しい生活様式に取り組みつつ、少しずつ日常の生活を取り戻せるようにしたいと考えています。

村民の皆様には今後も当分の間は緊張感を持った生活が続くことになりますが、村としては国・道の対

策内容を考慮しつつ、日常生活を取り戻せるよう独自対策にも取り組みますので、引き続き各家庭にお

ける予防対策の徹底について宜しくお願いします。

尚、村内に感染者や濃厚接触者が確認された場合は、改めて緊急にご協力を頂く取り組みがあることを

ご理解くださいますよう宜しくお願いします。

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道の駅も混雑している状況はありませんでしたが、スタッフに聞いたところ切れ間なく訪れる方が居たよう

です。

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農産物の直売も始まりました。これから新鮮野菜や山菜が並びますのでご利用ください。

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カルデラ温泉は、村民限定利用が続いていたことから、朝の時点では村外からご利用になる方は見られません

でしたが、午後から徐々に村外の方の姿が見られるようになりました。

明日の日曜日は時間帯によって混雑も予想されますが、私も朝一で温泉に入ってこようと思っています。

2020.05.01

村長通信NO47 感染者ゼロは村民のみなさんの成果です

村長の馬場です。

ゴールデンウイーク前半スタートの4月25日から最終日の5月6日まで、国・道の要請と村の独自のお願いで18

事業者施設で休業を承諾頂き、前半は村外からのお客様を極力抑えることが出来ました。

ご協力いただいた事業者のみなさまありがとうございました。

いよいよ、明日から後半の休みがスタートします。

村外からのお客様を受け入れられないのは経済的部分も含め大変残念ですが、村民の努力で続いている感染者

ゼロの取り組みが水の泡とならないためにも、不要不急の村外からの赤井川村への訪問が自粛されることをお

願いします。

村民の皆様も食料品の買い出しなど日常生活の維持にかかわる用事以外は村外へのお出掛けは極力自粛してく

ださいますよう宜しくお願いします。

国はゴールデンウイーク明けの対応について、5月4日に発表すると言っていますので今の状況から判断すると、

自粛要請が継続されると考えて間違いないでしょう。

村も国・道からの発表を待って、次の対応を検討し議会とも相談の上進めたいと考えています。

赤井川村教育委員会では北海道教育委員会からの要請を受け、5月10日まで休校を延長することを決定しました。

本日付で保護者へ通知文章が発出されていますで、それぞれの家庭には学校から連絡が行きます。

5月11日以降の学校の対応については国・道の要請内容を受けて対応することとなっていまので宜しくお願いし

ます。

国からの一人当たり10万円給付の申請書については、住所・氏名・家族名など村で事前に記入できる事項が記載

された申請書を作成し、村民の方が記入する事項を極力少なくした申請書をお手元にお送りする準備を進めてい

ます。

詳細は村のホームページや回覧などで後日お知らせしますが、事業者へのゴールデンウイークにおける休業協力

金も含め、申請の早い方には5月末までに支払いできるよう事務を進めています。

また、国からのマスクがなかなか届かないことから、村民一人10枚不織布マスクを配布することにしました。

配布予定日は5月8日の予定です。村職員が手分けしてご自宅にお届けします。準備の都合で一部地域では翌日に

なる場合もあるかもしれませんが、郵便受けなどに投函する形で配布しますのでご利用ください。

農家のみなさんなどゴールデンウイークも仕事の方も多いと思いますが、休みとなる方は、普段取り組めないこ

とにチャレンジするなど、この機会をチャンスに新しいことに是非チャレンジしてみてください。

2020.04.07

村長通信NO43 今日は中学校の入学式

村長の馬場です。

今日から小・中学校も授業が開始となり、朝登校する児童生徒の姿を見られる幸せを感じながらも、学校からコ

ロナ感染者を出す訳にはいかないという強い思いがこみ上げてきました。

SNSを見ていると学校再開に賛否はありますが、赤井川村では感染者も濃厚接触者も出ていない状況を考慮する

と厳重に家庭や学校での予防管理を行ってもらい、少しでも日常生活に近い環境に戻すことも必要であると考え

ています。

さて、今日は中学校の入学式もあり出席させてもらいました。小学校と同様に短縮バージョンで開催されました。

新1年生11名には小学校の卒業式も中学校の入学式も味気ない式典になり残念な思いもありますが、彼らにはこ

れから始まる中学校生活への期待と不安の方が式典の味気無さより大きかったかもしれません。

転入してきた先生も居て転校生も居て、1年生には新しい出会いが多い中学校生活の始まりです。

在校生は各教室でホームルームや授業を行っていて、入学式には参加していませんでしたが、ちょっとだけドア

の小窓から様子を見てきたら、みんな元気そうにしており笑顔が見られたので安心しました。

学校生活を今まで通り再開するにはもう少し時間が掛かりそうですが、仲間との時間を満喫して欲しいと思いま

した。

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2020.04.06

村長通信NO42 「むらに暮らす」

村長の馬場です。

今朝目覚めとともにカーテンを開くと写真のような雪景色。先日春を伝えてくれたクロッカスも雪に埋もれ

風邪をひかないか心配です。ただ、朝出勤の頃から融け始め、今は強い日差しが照り付けています。

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今日は小学校の入学式です。コロナ対策の短縮バージョンですが、先日保育所を修了した子供たちが元気に登

校して式に臨んでいました。入学式の様子は後程お伝えします。

さて、タイトルに記載した「むらに暮らす」のメッセージですが、開村120年記念事業として取り組んだ、地元

学聞き書きチームが発行してくれた本のタイトルです。

聞き取りのボランティアさんが、地元の方に聞いたお話をその方の言葉で書き起こすといった内容の本です。

お話しいただいたひとり一人の思い出や歴史が、話し言葉どおり活字となり記録されています。

ご本人を知る私にとっては、その方の話す表情や声が活字から伝わってくるので、不思議な感覚になります。

とても貴重な記録誌としても価値あるものだと感じています。

この聞き書きには多くの方にご協力とお力添えを頂きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

完成本は、村の役場の図書コーナーや学校、近隣の図書館などにも置いてもらうことにしていますので、是非

一読いただきたいと思います。

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2020.04.01

村長通信NO41 新年度のスタートです。

村長の馬場です。

今日から新年度のスタートです。今朝人事異動などの辞令交付と職員に訓示を行いました。

訓示は主に役場職員(地方公務員)としての権利と職務上の義務の再認識と ほう・れん・そう の徹底につ

いて話をさせてもらい、「次の世代に繋げる村づくりを進めるため一緒に頑張ろう」といった話をさせても

らいました。

財政の健全化を含み課題は多義に渡りますが、ひとつことつ丁寧に着実に取り組みたいと思っています。

首都圏を中心に全国的に新型コロナウイルスの猛威は留まるところを知らずといったところであり、赤井川村

も今まで庁内連絡会議的に対策会議を進めてきましたが、本日付で正式に新型コロナウイルス感染症対策本部

を設置しました。

役場(消防支署含む)では、今まで以上に各課横断的に情報共有をしながら対応に当たりたいと思います。

そんなこんなで朝からバタバタしている合間にふと外を眺めると、今日は朝からポカポカ陽気で春を強く感じ

るため、先ほどちょっと村内をひとまわりしてきたました。

水田や畑も随分顔を出し、ビニールハウスでは耕起が始まり野菜や花きの定植準備が進められていました。

農家さんに話を聞くと、「例年より10日ほど早く作業が始まっているが、定植時期はほぼ変わらないので、余

裕を持って作業ができる。」といってました。

ただ、夏にかけての天候が気になるところですが、いまのところ滑り出しは順調のようです。

昼休みに自宅の庭にクロッカスが咲いているのが確認でき、カルデラの里にも今年は早い春がやってきたとい

う実感を味わいました。

(※併せて週末は庭木の雪囲い外しがまっているという実感も沸いてしまいました。笑)

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2020.03.27

村長通信NO40 来週からは新年度です

村長の馬場です。

コロナに始まりコロナに終わる毎日が続き、村民のみなさんも大変気を遣う毎日をお過ごしだと思います。

昨日は、後志管内倶知安町内にて30歳代女性の感染が確認され、いよいよ郡部でも感染が確認され始めた

ことは、私たちも今まで以上に注意をしなければならないと身の引き締まる思いです。

時節柄買い物や引っ越しなど村外への移動を余儀なくされる事もおおいため、市中感染にはくれぐれも注意

してこの週末も過ごして頂ければと思います。

そんな中、短縮バージョンではありましたが、本日保育所の修了式が行われ、8名の子供たちが修了書を受け

取り小学校へと巣立っていきました。詳しい様子は後程し写真付きでアップされるとおもいますが、子供た

ちの様子を見ながらこれからの成長が楽しみになりました。

いよいよ来週水曜日から新年度が始まります。コロナ対策で例年とは違った4月を過ごすことになると思いま

すが、村民のみなさんの日常生活に極力支障の出ないよう村としても対応を図っていきたいと考えております

ので、重ねてのお願いになりますが、ご家庭における予防対策の取り組みについては、確実実施を宜しくお願

いします。

2020.03.25

村長通信NO39 小中学生は春休みに入りました。

村長の馬場です。

今日は朝から強い日差しが照り付ける春の陽気となっています。

新型コロナウイルスの問題がなければ本当に穏やかな春の一日という天気です。

オリパラ2020も一年以内の延期が決定しましたが、地球規模で感染が広がっている状況は、国内・道内

の経済に大きな打撃を与えており、この赤井川村にもジワジワとその影響が出て来ている感じがします。

村も国の対策動向を見極めながら、独自対策を検討することとしているので、正式に内容を決定したら

村内に周知し、関係機関と共に対応策を進めたいと考えています。

村内の施設でコロナ対策として開館時間を変更している施設は下記のとおりです。

◎道の駅あかいがわ    ~ 3月31日  午前10時~午後3時

◎カルデラ温泉    3月25日~4月12日  午前10時~午後7時(最終入館午後6時まで)

小・中学校の休校は終了し今日から春休みに入ってます。4月からは通常通り学校が始まる予定です。

放課後こども教室も今日から通常の開設時間に戻りました。

赤井川へきち保育所も今日から通常通り開所しています。

まだまだ予断を許さないコロナ感染です。今後も村民のみなさんには、手洗い等予防対策の実行について

宜しくお願いします。

2020.03.16

村長通信NO38 赤井川中学校卒業式

村長の馬場です。

朝目覚めに窓の外を見ると一面の銀世界。

昨日まで「道路も路肩も春だなぁ!」なんて思っていたら、一夜にして真っ白です。

この時期の雪なので多分直ぐに融けると思いますが、春作業の準備が進む農家さんにとっては、

もういらない雪でしょう。作業の手戻りが少なくなることを願います。

午後には止む予報ですが、既に昨夜から20cm程度は積もっていそうです。

14日土曜日にコロナ予防体制の中で赤井川中学校の卒業式が行われ、10名の卒業生が巣立って

行きました。式典は殆どがカットで約20分程でしたが、保護者の方も出席できましたので、久し

ぶりの友との再会も果たせ、緊張の中にも子供たちの雰囲気には安ど感も感じられました。

校長先生の式辞も短縮バージョンでしたが、ぎゅっと凝縮した子供たちへのメッセージがとても

伝わるものがあり良い話でした。

私立高校や推薦で高校が決定している子供たち以外は、明日が公立高校の合格発表です。

コロナに翻弄された中で迎えた卒業でしたが、全員に桜が咲くことを心から願うばかりです。

10名の子供たち、卒業おめでとう。

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2020.03.13

村長通信NO37 村全体が物静かで寂しいです

村長の馬場です。

公立学校の休校、イベントなどの中止又は延期、卒業式の短縮、週末の外出の自粛等々、北海道で

感染が拡大する新型コロナウイルスの関係で、村を訪れる人も極端に減り、村民の方も色んな行事

が無くなるので、外に出ることも少なくなり、村の中は何となく物静かで寂しいです。

赤井川村はもともと人口が少ないから静かでしょ?と仰る方もいると思いますが、少ないのは少ない

なりに、朝夕登下校の子供たちの姿や笑い声、放課後外で遊ぶ子供たち。村内で行われる行事に参加

する方々の往来など、それなりに村の中に人の動きがありました。

村民の方がまったく外で活動していないわけではなく、温泉に行けばいつもの皆さんの顔があり、体

育館に行けば、仲間どおしで体を動かしている人が居たりと普段と変わらないように生活をしようと

する方々を目にする事は出来ます。しかし、人が集まる色々なサークル活動が休止していたりしてい

るので、予防のため活動を自粛している方は多いようです。

昨日、後志初の感染者が小樽市で確認され、いよいよ後志にも感染の波が現実として現れたことにな

りました。まあ~想定内と言えばそれまでかも知れませんが、今まで以上に予防対策には気を付けな

ければならないのは事実です。

村では、村内で感染者が確認されるまで公共施設の閉鎖はせずに、村民の個人的な活動が制約されない

ようにしたいと思っていますが、仮に感染者が村内で確認された場合は、施設の閉鎖なども含め村民の

皆さんにはご不便をお掛けすることになると思います。

今後も情報発信に心がけ、今回のコロナ騒動で村民の皆さんが不安にならないよう取り組みます。

一日も早く普通の生活に戻れることを心から願うしかありません。

今朝の北海道新聞に発症が疑われる場合に対応したフロチャートが載っていたので下記に貼り付けして

おきます。参考にしてください。

明日は規模が縮小となってしまった中学校の卒業式ですが、希望に満ちた春が迎えられるよう、卒業生を

しっかり送り出して来たいと思います。

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