むらのできごと

むらのできごと

2024.11.15

村長通信NO209 クリーンラーチの苗木

村長の馬場です。

朝晩はすっかり冷え込むようになってきましたね。来週は平地でもまた降雪の予報が出ています。農家さんも畑の片づけはほぼ終了しているころと思いますが、村中が冬支度を加速させているように感じます。

さて、赤井川村は令和5年3月に「ゼロカボーンビレッジAKAIGAWA推進戦略」を策定し、2050年の温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指すゼロカーボンシティ宣言をしました。村では現在、森林整備によるco2吸収源の創出や公共・観光施設の省エネ・再エネの導入に取り組んでいるところですが、この度後志総合振興局より成長が早くco2吸収量も従来の樹種より優れているという、道立の研究機関で開発した「クリーンラーチ」という針葉樹の苗木の提供頂きました。

この苗木は、後志管内でゼロカーボンシティを宣言している市町村で、記念樹として植樹してもらい、広く住民のみなさんにゼロカーボンの意義を知ってもらうことを目的としている活動であるということです。

そこで早速役場の前庭に二本の苗木を植樹させてもらいました。成長が早いというのでどのくらい早いのか楽しみにしたいと思います。

2024.11.12

村長通信NO208 カルデラの里にバルーン

村長の馬場です。

先週の土曜日・日曜日にバルーンが空に浮いているのを見かけた村民の方も多いと思います。澄み切った空気の中、ぷかぷか浮くバルーンは何だか見ているだけで心を和ませてくれました。

実は役場職員の中にバルーンパイロットの資格を持つ人がいて、九州と上士幌のバルーン仲間に声掛けをして、今回のぷかぷか遊覧飛行が実現したそうです。普段なかなか見ることも乗ることもないバルーンの出現に驚いた方も多いと思います。

今回の遊覧は、資格者の村職員のバルーン仲間と村職員を中心とする村内仲間たちが協力して実現させた飛行ですが、土曜日にはカルデラ公園に集まった方に体験搭乗してもらう企画もあり、見たところ三十人から四十人は貴重な体験をさせてもらっていました。

私はどちらかというと高いところが苦手なので、近くから眺めていましたが、風任せのバルーンを眺めているだけで、景色にマッチしていて映画のワンシーンのようでした。

主催した関係者によると、風任せなので時間通りに飛んだり降りたりは非常に難しく、体験搭乗時間にズレが出て、待っていてくれた方に申し訳なかったといっていましたが、体験搭乗させてもらったことで待っていた方は勘弁してあげて欲しいと思います。

村内で貴重な体験の機会を作ってくれた関係者の皆さんありがとうございました。

2024.11.12

村長通信NO207 新顔の「むらバス」です

村長の馬場です。

今朝は冷えましたね~。先日降った雪は役場周辺からすっかり姿を消しましたが、今夜も山沿いには雪予報が出ていたので、朝晩のぬれた路面はブラックアイスバーンになりやすいので、車の運転には特に注意が必要ですね。

私もようやく自宅庭の雪囲いも終わり、冬支度は無事終了しました。後は冬本番を迎えるだけです。

10月下旬から始めた六年目の地区別懇談会も今週末でひと回りを終えます。皆さんと色々とお話をするなかで、新たな気づきや発想も生まれるので、とても有意義に開催させて貰っています。是非対象地区の多くの皆さんに参加してほしいと思います。

さて、写真はこの12月から運行を開始する中型の「むらバス」です。昨年冬の利用者増加を経験し、現車両では利用者の皆さんにご不便をお掛けするケースがあることが分かり、その対応も含め路線延長も視野に入れた実証実験を行い、今後の運行に活かす準備を進めています。

運行に関する詳しい内容は、後日村民説明会をはじめ広く周知することとしていますので、安心・安全な地域交通を目指す「むらバス」を今後ともよろしくお願いします。

なお、今回の実証実験からキャッシュレス化も導入します。

2024.10.02

村長通信NO206 福田光さんが訪問してくれました

村長の馬場です。

今朝、自衛隊体育学校所属でバイアスロン選手の福田光さんが村長室に顔を出してくれました。

先日開催された「第36回サマーバイアスロン日本選手権大会」で女子総合1位となり、海外遠征メンバーに選出されたその報告に立ち寄ってくれたのでした。来年2月にはアジア大会が中国で開催されるため、それまでは海外を転戦するということです。

競技者としても社会人としても経験を積むにつれ逞しくなってきました。

本人としても「精神的にも肉体的にも充実している。今持っている力を精一杯出し切る。」との決意も聞かせていただき、次の冬も彼女の活躍を楽しみに応援したいと思います。

がんばれーヒカル!

2024.10.01

村長通信NO204 診療所新所長が着任しました

村長の馬場です。

今日から10月です。天高く馬肥ゆる秋がごとく、すっかり空は秋空になりましたが、まだまだ日中はポカポカを感じる日々が続いていますね。農家さんの秋作業も順調に進んでいるようです。

さて、赤井川村診療所の新しい所長となられた深田嘉一(ふかだ よしかず)医師が本日着任のあいさつに来庁してくれました。深田先生は昨日まで小樽市内の病院に勤務されていてたので、これから診療所内スタッフとの打ち合わせや電子カルテの確認、患者情報の把握など詳細な引継ぎを行い、その間に診療所内の若干の改修を行い、10月21日月曜日から診察を開始する予定となっています。

赤井川村での生活を楽しみしている深田先生には村の医療の先頭に立ち、お力を貸して頂きたいと思っています。

村民のみなさん。深田先生をよろしくお願いします。

2024.09.03

村長通信NO203 上毛町(こうげまち)町長来村

村長の馬場です。

9月になりましたが陽射しはまだまだ強い日が続きそうですね。台風10号がどんな動きをするのか不安でしたが、北海道も一部地域を除いては大きな被害もなく、赤井川村も平穏な9月を迎えています。

ただ、今回の台風で被害を受けた地域の皆様にはお見舞いを申し上げますと共に、土砂災害などで亡くなられた皆様には心より哀悼の意を表させていただきます。早期復旧ができることを念じてやみません。今後も油断できない気象状況ですが、いよいよ稲刈りもはじまりますので、収穫の秋が引き続き平穏であることを祈るばかりです。

本日9月3日、6月から水回りを中心に改修を進めていたカルデラ温泉がオープンしました。安定した温泉を供給する工事がメインのため、内装は大きく変わってませんが、一部分は綺麗にしましたので、村民の皆さんには不便をかけましたが、引き続き温泉を楽しんでいただきたいと思います。

さて、先日村内のかぼちゃ農家であり、通称かぼちゃ王子の異名を持つ、阿部君が九州は福岡県でかぼちゃ作りをしている上毛町の坪根町長一行が訪問してくれました。短い時間でしたが、阿部君の畑など村内を視察していただき、意見交換をさせていただきました。

せっかくのご縁なので赤井川村と上毛町で今後連携協定を締結し、お互いに刺激しあいながら地域づくりの発展を目指すこととしました。実は道の駅あかいがわには上毛町コーナーがあり、昨年の村フェスにも上毛町の特産品コーナーを開設していました。今年も9月14日・15日に開催する村フェスに同様のコーナーを開設するよう準備を進めています。10月には赤井川村の特産品を上毛町のイベントで紹介する企画も準備しています。かぼちゃ王子が縁で繋がった上毛町との繋がりを、今後も大事にしたいと考えています。

2024.08.05

村長通信NO202 今朝出発しました

村長の馬場です。

本年度の中学生のオーストラリア研修団が今朝元気に出発して行きました。

今回の研修には、今日から8月14日までの10日間で、メルボルンのストラスモアにホームステイをしながら、ストラスモアセカンダリースクールに通い学習と体験をするというものです。

出発式では中学生12名は緊張した表情を滲ませていましたが、バスに乗り込む際はみんな元気に笑顔で乗り込んで行きました。

今日は成田空港まで移動し、夜メルボルンへ向けて飛び立ちます。沢山の学びと思い出を持ち帰ってくれることを願います。

2024.08.05

村長通信NO201 吉岡さんおめでとうございます

村長の馬場です。

蝦夷梅雨のような日々が続いている赤井川村ですが、本州の猛暑に比べると今日も少しだけ涼しく過ごせそうなので安堵しています。ただ、明日から暑さが戻るようなのでチョッと気がかりです。

さて、先日長年村会議員や農業委員などの公職を歴任され、村の発展にご尽力いただいた「吉岡光雄さん」に叙勲(旭日単光章)の表彰状を伝達させていただきました。

吉岡さんいわく「最近はめっきり身体は弱ったけど頭と口は元気です」と冗談交じりに話してくれていました。

今後もお元気に過ごされ引き続き村の発展にご協力を頂きたいと思います。受賞まことにおめでとうございます。

【※腰が痛いのに立位での写真撮影となってしまった為に表彰状が歪んでしまいました。吉岡さん立位での写真ありがとうございました。】

2024.08.02

村長通信NO200 旅立ち

村長の馬場です。

今朝、大変お世話になったご夫婦をお見送りしてきました。

赤井川村でタバコと雑貨販売を約120年営んでいた「河村商店」三代目のご夫婦が、高齢を理由に店をたたみ、お子さんの居る神奈川県へ移住することを決意、今日はその旅立ちの朝でした。

最後は「むらバス」で村とお別れしたいというご本人たちの強い希望があり、朝6時20分発のむらバスに乗り赤井川村を後にしました。

お二人には村の事業をはじめ、様々なイベントなどにもご協力を頂き、数々の公職も歴任され、先日叙勲の受賞も決まったばかりなのでとても残念な思いでいっぱいです。

お見送りには写真のとおり多くの方が集まり、別れを惜しんでいました。お二人は「元気なうちにもう一度赤井川を訪れたい」との別れ言葉を残してくれました。

この時期とても暑い神奈川だと思いますので、体調にご留意され元気に過ごしてほしいと願っています。

いろいろとお世話になりありがとうございました。

2024.07.19

村長通信NO199 最近の出来事

村長の馬場です。

いよいよ夏本番の気温である30度越えが続く時期を迎えてしまったようですね。今日は午後から雨予報のため少し過ごしやすいですが、それでも27度前後はあるようです。農作物は水を欲していると思うので、恵みの雨となってくれればと思います。

昨日は議会の予算特別委員会を開催して頂き、継続審議になっていたカルデラ温泉の使用料改正について議論をさせていただきました。結果として今回提出した条例改正案については、内容や議論の進め方に合意を得られなかったことから、私としても仕切り直しが必要と考え取り扱いを否決としていただきました。改めて改正内容の意見調整を行い、何とか9月の改修後オープンには間に合わせるよう今後も努力したいと思います。

また、一昨日は「日本で最も美しいむら連合」の仲間である鶴居村から中学二年生が来村し、赤井川中学校二年生と交流を行いました。この交流会は今年で三回目となるイベントで、年々レベルアップされているように思います。

今年は鶴居村の生徒は村の紹介を中心に、村で行われている活動なども織り交ぜたプレゼンをしてくれました。

赤中生徒は練習の成果をいかんなく発揮して郷土芸能のカルデラ太鼓を力強く演奏し、大きな拍手を貰っていました。

本当に短い時間ですが、お互いの村の様子を知り合えたと思います。

その後、鶴居村の生徒は役場に移動し、職員から村の取り組みなどの説明を受けた後、次の研修地である留寿都村へ向かいました。

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