むらのできごと
2022.04.01
村長通信NO116 新年度と村バスがスタート
雪がちらつく赤井川村ですが、今日から気持ちも新たに令和4年度がスタートしました。
今朝は4月1日付けで一部組織機構の変更や管理職を含めた人事異動を行いましたので、職員全員の前で辞令交付と訓示を行いました。
コロナがまだまだ収まりつかない状況ですが、村民の安全、安心を確保する村政を進めるため、職員の皆さんには一緒に頑張ってほしいという話をさせて貰いました。
また、ホームページもリニューアルしましたので、新鮮な情報は新鮮なうちに流すことを心掛けてほしいという話もさせてもらいました。実は、ホームページが新しくなり私も今日は練習がてら何本か村長通信をアップしてますが、マニュアルを見ながらヨチヨチ歩きで情報アップしている所なので、村民の皆さんも気が付いた点があれば、お知らせ頂ければ幸いです。
さて、今日から村バスがスタートしました。私も早起きして常盤のバス停まで行き、誰か一緒に乗る人はいるかな~と思いながら、始発の一番バスに乗車してきました。残念ながら学校も春休み中ということもあり、常盤からセイコーマート前までは貸し切り状態でしたが、セイコーマート前から余市までは5人程乗客があったということなので、まずは無事にスタートできたかな ? と感じています。是非村民のみなさんには真新しい村バスのご利用を宜しくお願いします。
2022.04.01
村長通信NO115 ありがとう中央バス最後の運行
昨日3月31日をもちまして、中央バス赤井川線の運行が終了しました。生活路線バスとして79年間余市・赤井川間を走り続けてくれたバスです。村民のみなさんにもそれぞれの思い出があると思います。
私も幼少期から高校を卒業するまで、買い物や通学に利用していましたので、昨日は終点となる道の駅あかいがわ行きの最終便に乗車したところ、多くの村民の方もそれぞれの思いを胸に乗車してくれていたことに胸が熱くなりました。
終点に到着後は、車内で赤井川線さよならセレモニーを開催させて頂き、余市営業所さんに村から感謝状と花束を贈らせて頂きました。
また、このセレモニーのために後志総合振興局職員の方も駆け付けて頂き、赤井川線廃止記念に作成した記念切手を中央バスと赤井川村に頂きました。
最後は乗車していたみなさんと記念に写真撮影をして、回送で余市へ戻るバスを手を振りながら見送りお別れしました。
今後も村バスの運行には、中央バスをはじめとする関係機関のみなさんのご協力が必要となることから今後ともご支援、ご協力を宜しくお願いします。
2022.04.01
村長通信NO114 北後志広域防災連携協定締結
3月28日月曜日に余市町役場において、北後志5か町村と民間企業が連携し防災分野のデジタル化を進めるプロジェクト連携の協定式が行われました。
この取り組みは、備蓄品をデータ化し官民一体でローリングストックをしていくなど、食料品をはじめとする災害時必要とする物資をバーチャル上でストックさせ、お互いに融通し合うなど、日本初の取り組みとしてスタートします。
今後具体的な課題整理などを行いながら本格運用に向けて進むことになります。
2022.03.28
村長通信NO113 昨日までのできごと
村長の馬場です。
気温の上昇と風の影響もあり雪解けが進んでいます。特に土曜日から日曜日にかけては相当進んだ気がします。
さて、今週の出来事をピックアップします。
25日金曜日には4月1日から運行する「村バス」車輛が納車されました。即日安全祈願祭とお披露目会を道の駅あかいがわで開催させて頂きました。バスが納車され改めて安全第一の運行を強く心に誓いました。
村民のみなさん、是非普段利用する予定が無い方も一度は乗って感想を聞かせてください。
27日日曜日は新型コロナの影響で延び延びになっていた「赤井川ジュニアクロスカントリースキー大会」が、昨年同様キロロを会場に開催されました。
コロナ対策として密を避けるため開閉会式、表彰式などは行わず、予防対策を取りながらの大会でしたが、今シーズも各地で開催される大会は軒並み中止となっていたことから、シーズン最後のレースということもあり、選手も応援団も楽しみながらの大会となったようです。
今回お知らせした出来事についての詳細は、後日担当情報をアップすると思いますのでお楽しみに。
2022.03.17
村長通信NO112 足早に近づく春を感じます
村長の馬場です。
毎日チラチラと雪が降ってますが、日中気温プラスが続いているので足早に春が近づいている感じがします。
農家さんもビニールハウス周りの除雪や育苗作業が始まっており、残雪の状況を考えると、今年も融雪の進度は早いかも知れません。
ところで、昨夜の宮城、福島を中心とする地震は赤井川村でも震度2を観測し、大きな被害や群発が心配され、私も暫く寝られず、テレビの情報を見入っていました。今朝までの情報では、新幹線や高速道路、電気に一部障害が発生し復旧までに時間を要するようですし、関連死亡者4名との報道もあり11年前の震災が思い起こされ、今後の状況を注視しなければならないとの思いを強くしています。
災害対策として村でも健康支援センターに自家発電装置を設置するなど、災害備品の整備を含め村内の指定避難所では必要な時に即応できる準備は進めてありますが、災害はいつ来るか解らないのがやっかいな事なので、常に緊張感を持っていなければならないと改めて考えさせられました。
さて、先週令和4年第1回村議会定例会が開催され、新年度に向けた予算を含め提案した全てについて決定を頂きました。議論のなかで指摘された事項や検討を約束した事項については速やかに事務を進め、方向性を示すと共に直ぐに対応できるものは速やかに進めたいと思っています。
村政の執行方針については、来月の広報で村民の皆様へお知らせしますが、ホームページの村長室にも掲載しましたので、ご一読頂ければ幸いです。新年度に取り組む事業概要も記載しております。
三月と四月は別れと出会いの季節です。それぞれが新たな気持ちで、新たな場面で一歩を進める季節でもあります。
役場も4月からの執行体制を新たにするため、組織機構を一部見直し、先日人事異動の内示も行いました。
村民の皆さんの安定した日常を確保し、「元気な村だね」と言ってもらえるよう引き続き頑張ります。
2022.02.15
村長通信NO111 太陽の陽射しが眩しくなってきました。
村長の馬場です。
あっという間に2月も中旬を迎え、何となく春の気配が感じられる陽射しに出会えるようになりました。
しか~し、まだ2月です。吹雪も大雪もまだまだ油断できず、春の陽射しに惑わさらないようにしなければと
気を引き締めています。
私としては先週から始まった北京オリンピックに、何かと繋がりがある選手も出場していることから、一喜一憂
しているところですが、令和4年度予算もほぼまとまり、新規事業や見直し事業の打ち合わせなどで、結構慌た
だしい毎日を送っています。
最近の出来事といえば、村内はもとより周辺地域でもコロナ感染症の影響で冬場のイベントや冬季スポーツ大会
が軒並み中止になるなど、その影響はまだまだ衰えをみせてくれていません。そんな中でもみなさん色々と工夫
をしながら前を向いて進んでいると感じられる赤井川村で、先週の土曜日に「シーニックナイト2022inあかいが
わ」(ウインターフェスティバル実行委員会主催)と題した雪灯りバージョンのウインターイベントが開催されま
した。
コロナ前までは村内都地区を中心に開催されていたイベントでしたが、コロナ禍を考慮し、広く村民のみなさ
んにも協力を呼びかけ、自宅周辺をローソクの灯でホンワカ照らすイベントとして開催されました。
当日は、それぞれ工夫を凝らした雪灯りが村内のあちらこちに灯され、幻想的なカルデラの里を描いていまし
た。
季節は冬真っ只中ですが、村内の農家さんや農業振興センターではビニールハウスの中で、野菜苗や花苗などの
育苗作業も始まり、陽射しだけでなく村民のみなさんの活動も春を迎える準備が少しずつ始まっています。
コロナ感染症については、ワクチン三回目接種が始まっておりますが、まだまだ安心できる状況ではないことか
ら、村民のみなさんには引き続き感染予防対策の励行を宜しくお願いします。
2022.01.07
村長通信NO110 2022年・令和4年がスタートしました
村長の馬場です。
昨日1月6日の穏やかな天気のなか、新年の役場業務がスタートしました。
村民の皆様へのご挨拶については、1月号広報に掲載させて頂いたので、ここでは省略させて頂きます。
それにしても新年早々雪が降り続き、気温も低く凍れましたねえ~~。近年暮れから正月に掛けては暖かい日が
続く場合が多く、除雪に追われることはなかったのですが、今年の正月休みは十分除雪作業を行わせて頂きまし
た。(笑)
さて、仕事始めと共に飛び込んできた情報は、新型コロナ第6派への突入が秒読み段階であるというものです。
想定されていた事と言ってしまえばそれまでですが、村民の皆さんには今まで通りの感染対策をお願いするしか
ありません。くれぐれも外出の際は注意しながらの行動をお願いします。
一か月後に北京で開催される冬季オリンピックは、本当なら北海道にゆかりのある選手が出場する競技も多いこ
とから、もっと華やかで盛り上がっていてもいいところですが、どうしてもコロナの影響が足かせとなり、ワイ
ワイお祭り騒ぎが出来ないのはとても残念です。
ただ、そんな状況ではありますが、村出身の福田光さん(自衛隊体育学校所属)がオリンピック出場を掛けて、本
日ワールドカップに出場するとの情報が入ってきました。
多分私の記憶では、村出身者が冬季競技でワールドカップに出場するのは初めてだと思います。まずは今出せる
力を出し切り、明るい話題を村に届けて欲しいと思います。
今年も不定期ではありますが、村長通信として発信を続けますので宜しくお願いします。
2021.12.19
村長通信NO109 受賞おめでとうございます
村長の馬場です。
12月定例議会は提出させて頂いた案件は全て承認決定頂き、落ち着いた年末を送れそうですが、原油価格高騰
支援助成事業については、農家さん等個人事業主への支援については新たに制度設計を行い、早急に支援手続
きが取れるようにしますので、今しばらくお待ち頂きたいと思います。
子育て世帯への臨時交付金の残りの五万円についても現金給付で交付しますので、準備が出来次第対象家庭に
ご連絡したいと思います。
さて、今日の赤井川村を支えて頂いた(居る)三名の方が、名誉ある表彰を受けましたのでご紹介します。
■瑞宝単光章(叙勲) 瀬野尾 斉さん
約40年に渡り消防団員として、村民の安全・安心を支えて頂いた功績認められ授与されました。
瀬野尾さんに「今までの活動で印象に残っていること」をお聞きすると、「特に大きな災害や事故に遭遇
することなく、職務を終えられたことが良かった。」とお話してくれました。
■北海道社会貢献賞(自治功労者) 安達正樹さん
村議会副議長・商工会長など村の発展に長年寄与頂いた功績が認められ授与されました。
現在安達さんは殆どの役職を退任されていますが、近況をお聞きすると「今までが忙しかったので、のんびり
過ごすようにしている。」ということです。
■全国町村監査委員協議会長賞 大西敏典さん
教育長を退任後、村の代表監査委員として多年に渡る実績が認められ授与されました。
12月定例議会で次期監査委員として選任することに同意を頂きましたので、これからも村政全般について
ご指導頂きたいと思っています。
授与された三名の方には今後も村の振興発展のためお力添えをお願いしたいと思います。
みなさん、おめでとうございます。
2021.12.04
村長通信NO108 今年も残すところ1ケ月です。
村長の馬場です。
11月は既にコロナの緊急事態宣言が明けた事もあり、様々な事が動き出したせいなのか忙しく動き回る事の多
い月でした。
そんななか、毎年11月に開催している地区別懇談会も予定通り開催することができ、各地区で村民の皆さんと
意見交流することができました。皆さんの声を少しでも村政へ生かせるよう今後も精進して行きます。
10月、11月の2ヶ月間行った村バスの実証実験も無事終了し、乗車した多くの皆さんからも様々な意見を頂き
ましたので、今月中に懇談会開催を含めた意見集約を行い、来年4月に開始する本格運行の準備を加速させた
いと思います。
懸案の令和4年度から計画していたデイサービスセンターの指定管理についても議会の皆さんに承認を頂き、な
んとか実施できるスタートラインに立つことが出来ました。利用される皆さんに喜ばれる運営を実現すべく、
事業者と課題を共有しながら運営の高度化を図りたいと思います。
コロナ対策については、新たな変異株が世界的に広がりを見せており、村としても危機感を持っています。
新たな情報についてはその都度村民のみなさんにも伝わるよう今後も迅速に広報します。
ワクチン接種の3回目は、これまで同様に余市モデル形式で北後志管内5町村連携事業として取り組みます。
接種開始は1月下旬から2月上旬に開始できるよう準備を進めていますので、接種を希望される方は村からの
個別通知や広報を見逃さないようにお願いします。
コロナ対策の新たな事業についても燃料費高騰などの対策と合わせて年内に実施できる事業は着手したり、支
給開始できるものは早期支給を実現するため準備を進めています。詳細は12月1日付けの回覧や個別案内通知
又はホームページに掲載していますので、村民のみなさんは必ず確認して受給資格のあるもの、事業対象とな
るものは積極的に活用して頂きたいと思います。
今年も残すところ1か月です。役場も次年度の予算編成や新規事業の企画立案、既存事業の見直しなど師走に
ふさわしい毎日が過ぎています。寒さも一段と厳しくなってきますので村民の皆さんもご自愛頂きたいと願っ
ています。
また、降雪期に入ったことから村内でもスリップによる事故が多発しています。ハンドルを握るみなさんは、
くれぐれも安全運転に徹してください。
2021.11.11
村長通信NO107 バス車両購入に係る北海道新聞の記事について
村長の馬場です。
昨日から本年度の地区別懇談会が始まりました。11月30日までの間に八か所で開催します。
是非多くの村民の方に参加いただき意見交換が出来ればと思っていますので宜しくお願いします。
さて、11月6日土曜日の北海道新聞の朝刊全道版に「バス車両購入費 赤井川村がCF(クラウドファンデング)」
という記事が掲載されました。
この記事を読んだ方から「赤井川村はバスを買うお金もないのか?」、「自分の努力を見せないで、寄付を募る
のはいかがなものか?」など様々なご意見を頂きましたので、ここにコメントを掲載させて頂くことにしました。
赤井川村が実施しているのは、ふるさと納税制度の仕組みを活用した「ガバメント・クラウドファンディング」
というものです。
令和4年度からの地域公共交通の持続化に向けては、本年度第3回村議会定例会でマイクロバス購入費として歳出
予算額1,200万4,000円を補正し、特定財源として過疎対策事業債を見込む予算議決がされており、歳出予算を確
保したうえでの「ガバメント・クラウドファンディング」として取り進めているものです。
新聞紙上で赤井川村は財政が厳しくバスも買えないような自治体であると勘違いされてしまう表現であり、ガバ
メント・クラウドファンディングであることの説明不足もあったのであえてここに書かせてさせてもらいました。
村が独自に走らす路線バス車両の購入は「ガバメント・クラウドファンディング」の取り組みに共感頂いた皆様
からのふるさと納税によるご支援と過疎対策事業債の組み合わせにより、地域課題の解決を目指すものです。
引き続きふるさと納税によるご支援を宜しくお願いします。