むらのできごと
2021.02.03
村長通信NO66 赤中スキー部が全道大会の報告に来てくれました
村長の馬場です。
冬型の気圧配置の影響で昨日から吹雪が続いている赤井川村です。
新型コロナウイルス感染症の国内での感染が確認されてから1年が過ぎました。もうそろそろ落ち着くこと
を願いながらここまで来てしまいましたが、いまだに収まりが見られず、自分が注意していても何処で感染
してしまうかわからない状況が続いています。
仕事・通院・通学・買い物等々、赤井川村に住んでいるとどうしても村の外へ出なければならないことも多
いので、引き続き感染予防対策を取る生活に心がけて下さい。
さて、昨日赤井川中学校スキー部の5名が全道中学校スキー大会結果報告に来てくれました。コロナ禍の厳しい
練習環境を乗り越えての大会出場だったので、それぞれ思い描いた結果は残せなかったようですが、今持てる力
を出し切って来たと報告してくれました。
クロスカントリースキーの三人は全員3年生のため、今は受験勉強をメインに合間を見て身体を動かす程度の
練習ですが、三人の中には三月開催予定のジュニアオリンピックに照準を合わせて、高校へのステップにした
いと決意を伝えてくれる生徒もいました。
アルペンスキーの二人は2年生なので、今後の大会に向けて日々練習を重ねているということで、既に目標は
来シーズンの全国中学出場に置き成績上位を目指すと思いを聞かせてくれました。
五人の今後の活躍がとても楽しみです。
2021.01.22
村長通信NO65 国・道の機関へ要望活動を行ってきました
村長の馬場です。
今日は朝から晴れ上がり、気温もプラスで久々に穏やかな天気になっています。
ただ、道内では屋根からの落雪や雪下ろしで死亡事故も多発していますので、屋根の雪下ろしの際は事故にな
らないよう安全に配慮した対応をしたうえで実施するようお願いします。
↑ 小樽建設管理部
↑ 小樽開発建設部
さて、コロナの影響でなかなか国・道など関係機関の方と意見交換や要望伝達などを行えない状況が続いていま
したが、短時間・端的な説明を条件に先方の了解を得て、昨日今日と北海道開発局小樽開発建設部には国道関係
、北海道建設部と小樽建設管理部には道道関係の安全通行の確保や二級河川の余市川や赤井川の整備など、札幌
管区気象台にはアメダス観測要素の追加について村議会岩井議長と共に要望活動を行ってきました。
↑ 北海道建設部
鉄道の無い赤井川村の交通の要は国道と道道であり、村民の生活道路としてや観光・物流としても通年を通した
安全交通の確保が重要な課題となっています。また、近年の気象変動に伴う豪雨による河川の氾濫を未然に防ぐ
河川整備も村民の生命と財産を守るためにはとても重要な課題となるため、現状をご説明させて頂き予算の確保
も含め要望を行ってきました。
↑ 札幌管区気象台
コロナ禍で大変な時期ではありましたが、受け入れて頂いた関係機関の皆様ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いします。
2021.01.15
村長通信NO64 嬉しいニュースが届きました
村長の馬場です。
新年に入りホームページの投稿は二回目です。新年のご挨拶は村長室にアップしていますので
興味のある方(興味ない方も宜しくお願いします。笑)はご一読ください。
国内のコロナ感染猛威が一向に下火にならない状況で、村の冬季観光の主力であるキロロリゾ
ートも首都圏を含む緊急事態宣言や道内の対策延長も影響して苦戦していますが、集客イベン
トなどコロナ感染対策に細心の注意を払いお客様が楽しめる企画を進めていますので、村内は
もとより道内・外のみなさん、是非雪質最高のキロロにスキーを楽しみにお越しください。
私はというと令和3年度予算の一時査定が終わり、新年に入り二次査定に向けて頭を悩まして
いるところです。なかなか思うように収支バランスを取るまでに行っていないのが現状です。
今後の先を見越した財政運営を明確に検討する時期がきていると感じているところです。
そんな状況のなか嬉しい情報が入ってきました。
赤井川中学校出身で現在札幌第一高校で学業とスキーに頑張って取り組んでいる山中新汰くん(3年
生)が全道高校スキー大会で昨日の大回転、今日の回転と2種目で優勝し二冠を達成することができ、
インターハイ出場切符を手にしました。
昨シーズンは不調が続き結果を出せなかった彼ですが、高校最後のシーズンにやってくれました。
次は全国の舞台で力を発揮してくれることを願っているところです。
新汰くん二冠おめでとう。
※写真は北海道新聞朝刊スポーツ欄から引用しています。
2020.12.30
村長通信NO63 静かな仕事おさめ
村長の馬場です。
コロナに始まりコロナで暮れてゆく2020年ですが、役場も今日が仕事おさめとなり1月5日まで年末年始
の休みに入ります。
移動自粛もあり私も関係機関などへの年末挨拶は控えていましたが、当然同じ理由で来庁される方も少な
く、民間や国・道などの機関は既に休みに入っていることから、電話もほぼほぼ入ってこないのでとても
静かな環境で職員はいつもどおり机に向かい仕事をこなしています。
師走というみんなが走り回る年末の姿は今年は見られない感じです。
職場の忘年会も無く、ちょっとした仲間との飲み会も無し、本当に静かな年の瀬です。
役場もこの後午後三時から一斉に大掃除に入るのですが、それまでに仕事にケリを付けたい職員には、全集
中で仕事に取り組める環境かもしれません。(笑)
このようにいつもとは違う年末を迎えているのは役場だけでなく、村民の皆さんの周りも同じだと思います。
いつもなら村外にいる家族が帰省し賑やかなお正月を過ごすところなのでしょうが、それもままならぬ現状
に憤りを感じる方も多いと思います。しかし、コロナがもう少し落ち着くまではこの新しい生活様式を受け
入れ、お互いに健康に過ごすことが家族みんなの願いだと思います。
年末年始は大雪の予報が出ています。今日も朝から断続的に大粒の雪が降ってます。役場は休みになります
が、午前8時30分から午後5時15分までは毎日日直が出勤していますので緊急の要件が発生した場合はご連絡
頂ければと思います。
また、北後志消防組合赤井川支署には職員が24時間体制で勤務していますので、命に係わる緊急事態が発生
した場合は躊躇なく119番へ連絡してください。
私もお正月は神棚だけでなく、アマビエにも手を合わせ新年が村民の皆さんにとって良い年になるよう祈り
たいと思っています。
それでは皆さん良いお年をお迎えください。今年一年ありがとうございました。
2020.12.04
村長通信NO62 村を走るバスは無くしません
村長の馬場です。
今朝の北海道新聞地方版に「中央バス・赤井川線廃止へ」という記事が掲載されましたが、昨日
開催した地域公共交通活性化協議会(以下、交通会議と言います)の席で、中央バス側から報告があ
りました。
既に想定していた事ではありましたが、いざ活字になると「赤井川村にはバスが無くなるの ?」
といった印象を強く受ける村民の方も居ると思います。
私としては想定していたという表現は、言い換えれば「覚悟していた」という意味合いが強いです。
昨今の少子高齢化・人口減少により道内の各バス会社は苦しい経営を強いられており、後志管内に
おいても、多くの自治体で公共交通の確保は住民生活を守る大きな課題として検討が進められてい
るという現状があるからです。
赤井川村においてもこの「覚悟」があったことから、昨年から村民の足をトータル的に検討する交通
会議を立ち上げ、村民をはじめ各方面からの意見を聞きながら協議調整を進めてきた経過があります。
現在のところ、日曜、祝日に運行している村バスは継続しながら、次年度交通会議で検討した内容に
基づき路線や時間帯を考慮した実証実験を行い、その結果もふまえ2022年までに地域公共交通計画を
策定したうえで、村議会とも十分協議し中央バスに替わる村民の足となる公共交通を確保するよう進
めます。
いずれにしても、現在の余市赤井川線の路線バス運行状況よりも「使いやすくなったね」、「これなら
バスを使うよ」と少しでも多くの村民の方に言って頂けるように取り組みますので、今後とも村民の皆
様には、ご理解とご協力を宜しくお願いします。
注)参考写真であり余市赤井川線のバスではありません。
2020.12.02
村長通信NO61 「師走」
村長の馬場です。
不定期通信と言いつつも一か月以上投稿しなかったのは初めてでした。あっという間に12月を迎えた
感が率直な感想です。
師走への突入に合わせ、昨日から本格的に降り始めた雪で、村内は一面銀世界となり美しい景色を醸し
出してくれています。
11月は新年度に向けた打ち合わせや、地区懇談会・上京などもあり、日々の業務に追われる一か月だっ
た気がします。
なかなか先が見えないコロナ感染症ですが、札幌市に隣接する赤井川村としては、村民の皆さんには感
染症対策に沿った日常の生活を普通の事として過ごしてもらいながら、村としても村民の日常に少しで
も寄り添える村政運営に努めたいと思います。
今年も地区懇談会で多くの村民の方から様々なご意見を頂きました。特に公共交通や子育て環境の整備
をはじめ、農業や観光振興対策に関する意見は、今後の「むらづくり」の重要な施策に関わりますので、
財政運営を十分考えながら、ひとつひとつ丁寧な対応をしてゆかなければならないと感じています。
いずれにしても、コロナにはじまりコロナで終わるような一年も残すところ一か月です。
今後も先を見据えながら村民のみなさんが安心して暮らせる環境を維持継続できるよう職員一同力を合わ
せ頑張ります。
2020.10.15
村長通信NO60 もみじ祭りにご来場いただきありがとうございました
村長の馬場です。
今朝キロロのゲレンデや余市岳がうっすら白くなり、初雪が降りました。
そろそろ冬タイヤの準備が必要な季節になりました。雪が無くても濡れた路面が夜に凍ることもあるので
車を運転する村民の方は、身の安全のため早めの交換が必要かもしれません。
役場も今日から暖房が使えるようになりました。つい先日まで扇風機が回っていたような気もしますが、
私も風邪を引かないよう一枚多めに着ています。
今年の秋は台風が来ない分、山の木々の葉が落ちないため、村内の紅葉は見頃になってます。
週末は天気も良さそうなので雲海と紅葉を観にドライブがてら赤井川村に遊びに来てくれる方が多いかも
しれません。
そんな赤井川村ですが、先週の土曜日に本年度初のイベント「もみじ祭り」を 道の駅あかいがわ を会場に
開催し、大勢の方にお越しいただきました。
コロナ感染対策はしっかりと対応できたと思っていますが、終わるまではハラハラドキドキであったのは
間違いありません。スタッフも頑張ってくれましたが、来場した方々も協力的に楽しんで頂き、大きなトラ
ブルもなく無事終了することができました。
出店品は全てテイクアウト方式としましたが、出店された方も今年初めてのイベントで、規模も縮小して開
催したので、用意する品数には随分苦労していたようでした。品物によっては午前中に品切れになったお店
もありましたが、一週間が過ぎて特に心配する情報は入ってきていないので、これまた一安心です。
2020.09.30
村長通信NO59 教育委員さんの退任
村長の馬場です。
早いもので今日で九月も終わりです。暑い暑いと言っていた夏も過ぎ、ストーブが恋しくなる
季節となってしまいました。
今稲刈りが中盤から後半を迎えていますが好天が続かないので作業が捗らないのではないかと気
がかりです。
9月の定例議会も無事終わり、いよいよ新年度予算を検討する時期がきました。今年はコロナの
影響もあり、あっという間に月日が流れている気がします。
9月の中旬に切り花生産者部会の方にアレンジを届けてもらっていましたが、先週も若手生産者
の方がトルコギキョウを届けてくれました。今も綺麗に咲いています。毎日綺麗な花を見ながら
仕事ができる幸せに浸っています。笑
さて、私が教育長時代に大変お世話になった教育委員さん2名(木村委員在任24年、坪委員在任
7年)が今日をもって退任されます。
当時教育行政について右も左もわからない私に、経験豊富なお二人から適切なアドバイスを頂き、
随分助けて頂きました。
昨日、お二人には感謝を込めて根井教育長から感謝状を贈呈させて頂きました。
退任しても赤井川村教育の振興に是非お力をお貸しいただきたいと思います。
大変ありがとうございました。
明日は先日の議会で同意を頂いた新任の教育委員さんに辞令を交付させて頂きます。
教育委員を6期24年務めて頂いた木村さん
7年教育委員を務めて頂いた坪さんは、役場職員時代教育委員会次長を5年務めて頂きました。
大変お世話になりました。ありがとうございます。
2020.09.15
村長通信NO58 綺麗なアレンジを届けて頂きました
村長の馬場です。
やはり予想どおり今週は雨と気温の低下が同時にやってきましたね。
稲刈り準備をしていた農家さんはやきもきされているのではないかとチョット心配です。
来週中盤以降は回復してきそうですが、それまではパッとしない天気が続きそうなので
気温の低下と共にみなさんも体調管理には気を付けてください。
明日から村議会9月定例会が開会します。三名の方から一般質問を頂いているので丁寧に
お答えするよう準備をしています。
また、補正予算は光ファイバー整備負担金を予算計上させて頂きます。整備完了は来年度に
繰り越しされる事になりますが、念願の光通信網の整備がようやく目途が付きました。
そんなこんなでバタバタしているところに、昨日、切り花生産者部会の方が見事なアレンジ
を村長室に届けてくださいました。とても豪華な盛り付けなのでビックリしました。
このアレンジを見ながら心を落ち着けて、明日からの議会に対応したいと思います。
2020.09.10
村長通信NO57 「敬老会」を開催しました
村長の馬場です。
昨日までの残暑が嘘のように過ごしやすく感じる気温の赤井川村です。
これから一雨ごとに秋が深まって行く気配を感じます。
そんな赤井川村で今日は敬老会を開催しました。
新型コロナウイルス感染症リスクがまだまだ心配される状況があるなか、村内では「感染者が出てない
とはいえ、高齢者を集めて敬老会を開催する必要はあるのか。自粛すべきではないのか。」といった意
見が無かったわけではありませんが、慶事として年に一度敬老会を開催し、長年のご労苦に敬意を表す
ことは村の運営に携わる者の責務であるという思いを捨てきれませんでした。
このため、会場を村の生活改善センターからスペースを取りながら広く使えるキロロに移し、内容も短
縮バージョンに変更するなどの工夫しながら、役場やキロロのスタッフには、新しい生活様式に基づく
対応を精いっぱい行ってもらっての開催でした。
その思いが通じたのか参加された皆さんからは「今年は開催されないと思っていたけど、こういった形
で開催してくれてとても嬉しいetc」といった言葉を掛けて頂き涙が出そうになりました。
もしかしたら、無理して開催してしまったかなぁ~との思いも心の隅になかったわけではなかったので、
参加した皆さんの声は心にしみました。
決してこの状況下で安易な判断をしたつもりはありませんが、今後も新しい生活様式を取り入れながら、
皆さんに喜んでもらえるよう村の行事も少しずつ開催していく思いを強くしました。
写真は私のスマホで撮影したので、後程役場スタッフ撮影したナイスな写真がアップされると思います。