むらのできごと

むらのできごと

2020.04.06

村長通信NO42 「むらに暮らす」

村長の馬場です。

今朝目覚めとともにカーテンを開くと写真のような雪景色。先日春を伝えてくれたクロッカスも雪に埋もれ

風邪をひかないか心配です。ただ、朝出勤の頃から融け始め、今は強い日差しが照り付けています。

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今日は小学校の入学式です。コロナ対策の短縮バージョンですが、先日保育所を修了した子供たちが元気に登

校して式に臨んでいました。入学式の様子は後程お伝えします。

さて、タイトルに記載した「むらに暮らす」のメッセージですが、開村120年記念事業として取り組んだ、地元

学聞き書きチームが発行してくれた本のタイトルです。

聞き取りのボランティアさんが、地元の方に聞いたお話をその方の言葉で書き起こすといった内容の本です。

お話しいただいたひとり一人の思い出や歴史が、話し言葉どおり活字となり記録されています。

ご本人を知る私にとっては、その方の話す表情や声が活字から伝わってくるので、不思議な感覚になります。

とても貴重な記録誌としても価値あるものだと感じています。

この聞き書きには多くの方にご協力とお力添えを頂きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

完成本は、村の役場の図書コーナーや学校、近隣の図書館などにも置いてもらうことにしていますので、是非

一読いただきたいと思います。

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2020.04.01

村長通信NO41 新年度のスタートです。

村長の馬場です。

今日から新年度のスタートです。今朝人事異動などの辞令交付と職員に訓示を行いました。

訓示は主に役場職員(地方公務員)としての権利と職務上の義務の再認識と ほう・れん・そう の徹底につ

いて話をさせてもらい、「次の世代に繋げる村づくりを進めるため一緒に頑張ろう」といった話をさせても

らいました。

財政の健全化を含み課題は多義に渡りますが、ひとつことつ丁寧に着実に取り組みたいと思っています。

首都圏を中心に全国的に新型コロナウイルスの猛威は留まるところを知らずといったところであり、赤井川村

も今まで庁内連絡会議的に対策会議を進めてきましたが、本日付で正式に新型コロナウイルス感染症対策本部

を設置しました。

役場(消防支署含む)では、今まで以上に各課横断的に情報共有をしながら対応に当たりたいと思います。

そんなこんなで朝からバタバタしている合間にふと外を眺めると、今日は朝からポカポカ陽気で春を強く感じ

るため、先ほどちょっと村内をひとまわりしてきたました。

水田や畑も随分顔を出し、ビニールハウスでは耕起が始まり野菜や花きの定植準備が進められていました。

農家さんに話を聞くと、「例年より10日ほど早く作業が始まっているが、定植時期はほぼ変わらないので、余

裕を持って作業ができる。」といってました。

ただ、夏にかけての天候が気になるところですが、いまのところ滑り出しは順調のようです。

昼休みに自宅の庭にクロッカスが咲いているのが確認でき、カルデラの里にも今年は早い春がやってきたとい

う実感を味わいました。

(※併せて週末は庭木の雪囲い外しがまっているという実感も沸いてしまいました。笑)

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2020.03.27

村長通信NO40 来週からは新年度です

村長の馬場です。

コロナに始まりコロナに終わる毎日が続き、村民のみなさんも大変気を遣う毎日をお過ごしだと思います。

昨日は、後志管内倶知安町内にて30歳代女性の感染が確認され、いよいよ郡部でも感染が確認され始めた

ことは、私たちも今まで以上に注意をしなければならないと身の引き締まる思いです。

時節柄買い物や引っ越しなど村外への移動を余儀なくされる事もおおいため、市中感染にはくれぐれも注意

してこの週末も過ごして頂ければと思います。

そんな中、短縮バージョンではありましたが、本日保育所の修了式が行われ、8名の子供たちが修了書を受け

取り小学校へと巣立っていきました。詳しい様子は後程し写真付きでアップされるとおもいますが、子供た

ちの様子を見ながらこれからの成長が楽しみになりました。

いよいよ来週水曜日から新年度が始まります。コロナ対策で例年とは違った4月を過ごすことになると思いま

すが、村民のみなさんの日常生活に極力支障の出ないよう村としても対応を図っていきたいと考えております

ので、重ねてのお願いになりますが、ご家庭における予防対策の取り組みについては、確実実施を宜しくお願

いします。

2020.03.25

村長通信NO39 小中学生は春休みに入りました。

村長の馬場です。

今日は朝から強い日差しが照り付ける春の陽気となっています。

新型コロナウイルスの問題がなければ本当に穏やかな春の一日という天気です。

オリパラ2020も一年以内の延期が決定しましたが、地球規模で感染が広がっている状況は、国内・道内

の経済に大きな打撃を与えており、この赤井川村にもジワジワとその影響が出て来ている感じがします。

村も国の対策動向を見極めながら、独自対策を検討することとしているので、正式に内容を決定したら

村内に周知し、関係機関と共に対応策を進めたいと考えています。

村内の施設でコロナ対策として開館時間を変更している施設は下記のとおりです。

◎道の駅あかいがわ    ~ 3月31日  午前10時~午後3時

◎カルデラ温泉    3月25日~4月12日  午前10時~午後7時(最終入館午後6時まで)

小・中学校の休校は終了し今日から春休みに入ってます。4月からは通常通り学校が始まる予定です。

放課後こども教室も今日から通常の開設時間に戻りました。

赤井川へきち保育所も今日から通常通り開所しています。

まだまだ予断を許さないコロナ感染です。今後も村民のみなさんには、手洗い等予防対策の実行について

宜しくお願いします。

2020.03.16

村長通信NO38 赤井川中学校卒業式

村長の馬場です。

朝目覚めに窓の外を見ると一面の銀世界。

昨日まで「道路も路肩も春だなぁ!」なんて思っていたら、一夜にして真っ白です。

この時期の雪なので多分直ぐに融けると思いますが、春作業の準備が進む農家さんにとっては、

もういらない雪でしょう。作業の手戻りが少なくなることを願います。

午後には止む予報ですが、既に昨夜から20cm程度は積もっていそうです。

14日土曜日にコロナ予防体制の中で赤井川中学校の卒業式が行われ、10名の卒業生が巣立って

行きました。式典は殆どがカットで約20分程でしたが、保護者の方も出席できましたので、久し

ぶりの友との再会も果たせ、緊張の中にも子供たちの雰囲気には安ど感も感じられました。

校長先生の式辞も短縮バージョンでしたが、ぎゅっと凝縮した子供たちへのメッセージがとても

伝わるものがあり良い話でした。

私立高校や推薦で高校が決定している子供たち以外は、明日が公立高校の合格発表です。

コロナに翻弄された中で迎えた卒業でしたが、全員に桜が咲くことを心から願うばかりです。

10名の子供たち、卒業おめでとう。

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2020.03.13

村長通信NO37 村全体が物静かで寂しいです

村長の馬場です。

公立学校の休校、イベントなどの中止又は延期、卒業式の短縮、週末の外出の自粛等々、北海道で

感染が拡大する新型コロナウイルスの関係で、村を訪れる人も極端に減り、村民の方も色んな行事

が無くなるので、外に出ることも少なくなり、村の中は何となく物静かで寂しいです。

赤井川村はもともと人口が少ないから静かでしょ?と仰る方もいると思いますが、少ないのは少ない

なりに、朝夕登下校の子供たちの姿や笑い声、放課後外で遊ぶ子供たち。村内で行われる行事に参加

する方々の往来など、それなりに村の中に人の動きがありました。

村民の方がまったく外で活動していないわけではなく、温泉に行けばいつもの皆さんの顔があり、体

育館に行けば、仲間どおしで体を動かしている人が居たりと普段と変わらないように生活をしようと

する方々を目にする事は出来ます。しかし、人が集まる色々なサークル活動が休止していたりしてい

るので、予防のため活動を自粛している方は多いようです。

昨日、後志初の感染者が小樽市で確認され、いよいよ後志にも感染の波が現実として現れたことにな

りました。まあ~想定内と言えばそれまでかも知れませんが、今まで以上に予防対策には気を付けな

ければならないのは事実です。

村では、村内で感染者が確認されるまで公共施設の閉鎖はせずに、村民の個人的な活動が制約されない

ようにしたいと思っていますが、仮に感染者が村内で確認された場合は、施設の閉鎖なども含め村民の

皆さんにはご不便をお掛けすることになると思います。

今後も情報発信に心がけ、今回のコロナ騒動で村民の皆さんが不安にならないよう取り組みます。

一日も早く普通の生活に戻れることを心から願うしかありません。

今朝の北海道新聞に発症が疑われる場合に対応したフロチャートが載っていたので下記に貼り付けして

おきます。参考にしてください。

明日は規模が縮小となってしまった中学校の卒業式ですが、希望に満ちた春が迎えられるよう、卒業生を

しっかり送り出して来たいと思います。

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2020.03.02

村長通信NO36 新型コロナウイルス対策その3

村長の馬場です。

週末は北海道の緊急事態宣言が出たり、政府の休校要請があったりと赤井川村もその対応にバタバタとして

いました。

インターネットではデマなども出回っているため、正しい情報を見極める感覚も強く求められるようになっ

ています。

幸いにもこの間、村内で発症者は確認されておりませんが、村民の皆さんには引き続きデマ情報などには惑

わせれないようにしながら、予防対策に万全を期すよう宜しくお願いします。

今朝も役場内で対策会議を行いましたので、確認・決定をした内容を村民の皆さんにお知らせします。

●特に高齢者世帯で状況確認を必要とする世帯については、戸別訪問や電話による健康などの確認を行い

関係機関で情報を共有させる。

●小中学校については休校期間を春休みまで延長することとし、既に保護者には通知済みとなっています。

●休校期間中は、教師が一週間に一回をめどに家庭訪問し、健康状態や学習の状況を確認することとして

います。

●卒業式は予定通り実施しますが、卒業生と保護者、学校関係者、教育長、PTA会長、村長のみの参加とし、

短縮バージョン開催とします。(都小学校は児童数が少数なので在校生も出席とする。)

●放課後こども教室は3月24日まで午前8時から午後5時30分まで体育館に開設します。(土・日・祝日休み)

●へき地保育所も学校の休校期間の延長に合わせこれまでの対応を延長します。

●村の公共施設は基本的に村内に感染者が発生するまでは、予防対策を継続し通常どおりの運営を行います。

但し、状況により時間短縮などの措置を行う場合もあるが、その際は事前に村民周知を徹底させます。

今後、国内・道内の感染状況により、村民の皆さんに新たな協力をお願いする場面も発生することが予想さ

れますので、その際はご協力を宜しくお願いします。

何か予防対策などでご不明なことがあれば、役場保健福祉課にお問い合わせください。

2020.02.26

村長通信NO35 新型コロナウイルス対策その2

村長の馬場です。

コロナウイルスの感染を極力抑えるため、赤井川村として本日午後、次の通り決定したのでお知らせします。

●公立小中学校については2月27日から3月4日まで臨時休校措置を取ります。詳細は学校から各家庭へ

連絡します。

●赤井川へき地保育所については完全閉所とはしませんが、学校閉鎖と同期間原則として登所を控えて

もらいます。

ただし、  保護者の仕事の都合で自宅で過ごせない保育所幼児は通常通り保育を行い、予防に万全を期す。

保護者への連絡は保育所から行います。

●放課後こども教室は学校の閉鎖に合わせて同期間開設しません。

保護者への連絡は教育委員会から行います。

●村内の住民などを構成員とする村主催の会議については原則開催するが、村外の方も構成員になってい

る会議については当面延期又は緊急を要する案件がある場合は書面会議とする。

既に開催を通知している会議について延期する場合は担当課から連絡を行います。

以上、当面の措置として決定しましたのでよろしくお願いします。

2020.02.25

村長通信NO34 新型コロナウイルス対策

村長の馬場です。

新型コロナウイルス感染者が道内でも広がりを見せていることから、今朝緊急の庁内対策会議を

開催し、情報の共有と対応を決定しました。

対応内容については大まかに次のとおりとしました。

1 区会回覧・防災無線にて村民に自らの感染リスクを減らすための手洗い・うがいをはじめとする

基本的自己予防策や体調不良の場合の対応について周知徹底をはかる。

2 特に高齢者や子供たちが不特定多数と接触することが想定される村が主催する会合やイベント

などは原則当面実施を見合わせ、場合によっては中止する。

また、関係機関にも同様な対応を要請する。

3 学校・保育所・放課後こども教室・デイサービスセンターなどは感染者が発生しない限り通常通り

運営する。ただし、予防対策を徹底させる。

4 村内で感染者が確認された場合は、国・道と綿密な連絡を取りながら、情報の受発信を含め適切に

対応を進める。

具体的な対応や取り組みの詳細については、役場担当課及び教育委員会から情報が発せられますので

宜しくお願いします。

まずは少しでも感染リスクを減らすことがだいじなことですので、村民のみなさんも予防対策を十分

に行ってください。

※今後の展開により、各種対応が変わる場合もありますので、こまめに情報は発信したいと思います。

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2020.01.27

村長通信NO33 ふるさと納税現地交流会を開催しました

村長の馬場です。

今日は朝から快晴です。村長室は陽の入りが良く今日のような天気は暖房が無くても

過ごせるくらい室内は暖かくなります。こんな日は節約と思い暖房は落とすようにし

ています。

今朝まわってきた教育委員会の書類に、赤井川中学校二年女子の池田さんが、全国中学

コンバインド競技に出場する報告がありました。今年の全国出場は池田さん一人なので

仲間たちの思いも背負い、活躍してきてくれることを祈っています。

後日、教員委員会から池田さんのことがアップされると思います。

さて、昨日札幌近郊にお住いでふるさと納税をして下さっている方との交流会を開催しま

した。みなさんと直接お話ができる貴重な時間となりました。

担当の地域づくり協力隊鈴木隊員のレポートがSNSにアップされていたので、ここで紹介

します。

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おはようございます。鈴木です。

昨日は札幌にあるホテルポールスターにて「第三回 ふるさと納税現地交流会」が

開催されました。参加者は道内在住の寄附者を対象に約50名の方が足を運んでくだ

さいました。

内容は、村長から村の紹介とお礼、教育長より中学二年生と同行したオーストラリ

アへ海外研修のお話、私より使途の報告と日頃の活動・村の様子をお伝えさせて頂きました。

村の食材を使った軽食や牛乳・トマトジュースをご堪能いただき、村長・教育長が各席を

まわり、寄附者との会話を楽しみました。

参加いただいた方々からは、
◉このようなイベントのお知らせが初めて届き、楽しそう!と思って応募した。

◉寄附金の使い道を聞いて今回納税して本当によかった。なんとなく自分のふるさとのよ

うな気持ちが湧いています。

などの感想をいただきました。私達赤井川村のふるさと納税は「村外に村民を作る」を目

標にふるさと納税をきっかけに村に恋していただけるファンづくりを行なっています。

寄附者の皆様と直接お逢いし、お話を伺えることで新しい気づきがたくさんあります。第

1回、2回は赤井川村での交流会でしたが、今回の第3回目は札幌開催希望の声が大変多く、

いただいた貴重なご意見を形にしたものとなります。

ご意見の中には、次回の開催に繋がる企画等の意見もあり、大変参考になります。寄附者

の皆様と一緒に作り上げていると感じます。

現在、ふるさと納税のリピーターは、村の人口を遥かに超える人数となり、自治体平均リ

ピート率の倍以上となっております。
2020年も関係人口の創出を大切に、皆様と繋がる企画を考えてまりますので、引き続き赤

井川村を宜しくお願いいたします。

ご参加いただきた寄附者の皆様、美味しい食材をご用意いただいた生産者の皆様、ありが

とうございました!

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