むらのできごと
2020.07.30
村長通信NO54 新型コロナウイルス感染症対策第二弾
村長の馬場です。
昨日、臨時村議会で国の一次補正残分と二次補正臨時交付金を活用したコロナ感染症対策事業について
予算可決頂きました。
事業スキームとしては、1.「感染症対策」、2.「雇用維持・事業継続」、3.「経済活動の回復」、
4.「強靭な経済活動の構築」の4分野からの構成で今後住民周知を行い速やかに事業が実施できるよう
進めます。
主な内容としては、新しい生活様式を取り入れて事業継続する事業者等への支援金給付。高校生以上の
学生への緊急支援金給付。児童手当支給世帯への子育て支援金給付。保育所・小中学校教室への空調施
設の整備。村内滞在型観光への支援(DMO法人登記後議会へ報告のうえ)などに加え、小中学校独自のコ
ロナ対策支援となっています。
また、光通信ケーブルの整備についても取り組む準備を進めていることを議会に報告させて頂きました。
事業詳細については、今後区会回覧や個別通知で村民のみなさんにお知らせしますので、内容を確認し対
象となる個人又は事業者の方は積極的に活用して頂きたいと思います。
新型コロナ「こぼれ話」として書きますが、どうも職員の多くは、出歩くことが多い村長の私が感染確率
が高いと見ていることが解り、私自身も「やっぱりな~」と変に納得してしまいました。
そこで先日、その疑いを晴らすべくPCR検査簡易キットを使い自前で検査をしました。
結果はめでたく「陰性」(確率70~73%)でした。(これで疑いが晴れた。笑)
ただ、あくまでも検査した時点での結果なので安心はできません。
引き続き全村で感染予防対策に取り組むことが経済活動を持続させる重要なポイントになります。
村民のみなさんのご理解とご協力を宜しくお願いします。
※マスクの配布は継続しておりますので、まだ必要だけど受け取っていない村民の方は、健康支援センター
で配布しておりますのでご活用ください。
2020.07.01
村長通信NO53 交通事故死0(ゼロ)1500日達成
村長の馬場です。
一か月ぶりの投稿です。
今日から7月に入りました。蝦夷梅雨という正式な定義は無いと聞きますが、蝦夷梅雨と言いたく
なる天気が続き、ちょっとテンションが下がり気味でした。
ただ、昨日今日はお日様も見えて程よい雨と気温のため、大地に根を張る植物は今のところ順調に
成長を続けくれているのが救いです。(農作物には有難いですが、雑草の伸びるのも早い!)
関東・東海では記録的豪雨になっているので、大きな被害にならないことを祈りたいです。
4月中旬から6月までは、新型コロナ感染対策などの対応で、あっという間に7月が来たという感は否
めません。
世の中の動きがコロナ一色となり、日常の仕事も生活も心身も変革を求められる日々に、多少疲労感
も見られる気がしています。
国の第二次補正予算の内示があり、村でも様々な追加対策を検討しており、先日議会議員の皆さんか
らの意見も頂きましたので、7月中旬頃には臨時議会開催をお願いし、アフターコロナ、ポストコロナ
に向けた対応を進めるよう準備しています。詳細が決定しましたら、村民の皆様にお知らせし速やか
に実施に向けて動きたいと考えています。
そんな中、6月21日で交通死亡事故ゼロ1500日の達成を称えて頂き、昨日北海道交通安全推進委員会から
の表彰状を後志総合振興局保健環境部 町村部長に伝達して頂きました。
村内を訪れてくれる方や通過する車輛が年々増加するなかで大変名誉なことであり、村民を代表しお礼の
言葉と、引き続き村民の皆さんと共に死亡事故ゼロを続けられるよう交通安全の推進活動を続ける決意を
伝えさせて頂きました。
まだまだコロナに対しては予断を許さない状況ではありますが、新しい生活様式を踏まえた平穏な日常と
経済活動の回復を目指し村職員一同取り組みを進めますので宜しくお願いします。
2020.06.01
村長通信NO52 初夏を迎え登校する小中学生の姿が戻ってきました
村長の馬場です。
今日も朝から快晴の赤井川村です。田植え作業も進み銀色に輝く水田が周辺の緑を一層引き立てて
くれています。
今日6月1日から小中学校も通常再開しました。
登校する子供たちの姿を見をみたり、お散歩する保育所の子供たちの姿を見ていると、少しずつ日常
が戻ってきている実感がわいてきました。
コロナウイルス感染症予防は手を抜くわけにはいきませんが、これから今まで開催できなかった会議
や行事なども少しずつ再開します。
村民の皆さんは公共施設の閉鎖や各種活動の制限により、元気に活動することが出来なかった場面が
多かったと思うので、村としては新しい生活様式を定着させる啓発活動を行いながら、色々な活動を
少しずつ再開したいと考えています。
【素敵なプレゼントを頂きました】
昨日、赤井川中学校と都小学校で勤務経験があり、村の子供たちも大変お世話になった中村賢治先生
美智子先生ご夫婦が手作りマスク(手作りしたのは美智子先生です笑)を持って私の自宅を訪ねてくれま
した。
なんでも、村の社会福祉協議会で未使用の不要マスクの回収に取り組んでいると聞いて、わざわざ持っ
て来てくれたそうです。
ご本人たちに確認すると、村で必要とする方へ届けてほしいということだったので、小中学生へ中村先
生からのプレゼントとして配布させて頂くことにしました。
また、三種類の手作りマスクのサンプルと写真入りマニュアルまでも作ってきてくれたので、こちらは
社会福祉協議会へ寄贈し、現在開催しているマスクづくり講習会に役立ててもらおうと思います。
村を応援してくれる方が居ると実感できることはとても心強いです。
中村先生、美智子先生本当にありがとうございました。
2020.05.26
村長通信NO51 5月31日までは現在のコロナ対策を継続します。
村長の馬場です。
先週から小中学校の分散登校も始まり、子供たちの姿を多く見かけるようになり、温泉や道の駅等
も再開されたことから、先週末の公園には村外からの人の姿も見られるようになりました。
急激な人の移動には少なからず不安もありますが、ここからは個々の取り組みや心掛けがさらに重
要になると考えています。
さて、昨日国の緊急事態宣言が解除され、なんとなく安心感が漂っていますが、赤井川村は現在の
取り組みを今月末まで継続します。
現在の状況が続けば6月1日(月)から一部の制限を除き、公共施設の利用を全面的に通常の利用形態に
戻します。
また、開催を見合わせてきた村民を対象とした会議や各種事業についても、新しい生活様式を意識し
ながら開催して行く事にします。
まだまだ不安はありますが、皆で新しい生活様式を意識しながら日常を取り戻しましょう。
施設利用や各種村主催事業等についてご不明の点があればご遠慮なく役場に問い合わせしてください。
◆使用予定のない未使用マスクの回収について
赤井川村社会福祉協議会では、使用予定の無い未使用マスクを必要とする方へ橋渡しするため、回収ボッ
クスを設置してくれました。(※国から今後配布されるマスクに限ったものではありません。)
ボックスの設置場所は、役場・健康支援センター・社会福祉協議会の三ケ所になります。
もし、使用予定の無い方が居ましたら眠らせておくのはとても勿体ないので、是非回収にご協力をお願
いします。
2020.05.21
村長通信NO50 手指の消毒液を寄贈頂き村民配布しています。
村長の馬場です。
小中学校の分散登校開始や保育所の再開、各公共施設の一部利用再開など、少しずつ日常生活に
近づきつつある赤井川村です。
しかし、まだまだ収束に向かっているとは言えない状況なので、国・道の緊急事態宣言が完全に
解除されても、予防対策への取り組みは当分継続しなければならないと感じています。
そんな中、赤井川建設協会さんが手指消毒用エタノール液18リットル缶を15缶寄贈してください
ました。
有難いことです。
村民の中でも「まだまだ値段も高いし、手に入れるのが難しい」との声も聞こえていたので、早速
村民の皆さんに一家庭500mlを上限に配布させてもらうことにしました。
詳しくはホームページに掲載していますのでそちらをご覧ください。
今朝は降霜によりグリーンアスパラにかなり被害にあったようで、他の作物ににも影響が出ていな
いか心配です。
今しばらくは農家さんの遅霜対策が続きそうです。
2020.05.16
村長通信NO49 村民の皆さんには新しい生活様式の取り組みをお願いします。
村長の馬場です。
今日16日から新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の緩和に伴い赤井川村が独自に要請していた
商業施設等の休業要請や公共施設の利用制限を一部解除させて頂きました。
詳細はホームページに掲載しておりますのでご確認ください。
商業施設の休業要請解除が土曜日だったことから交流人口の増加を多少心配しましたが、札幌を中心
に石狩管内の収束見通しが未だ立っておらず、北海道知事・札幌市長の呼びかけ効果が出ているよう
で、思った以上に交流人口の急激な増加にはならず、一安心しているところです。
来週からは小中学校の分散登校や保育所等も通常受け入れを始めますので、感染者ゼロの赤井川村も
新しい生活様式に取り組みつつ、少しずつ日常の生活を取り戻せるようにしたいと考えています。
村民の皆様には今後も当分の間は緊張感を持った生活が続くことになりますが、村としては国・道の対
策内容を考慮しつつ、日常生活を取り戻せるよう独自対策にも取り組みますので、引き続き各家庭にお
ける予防対策の徹底について宜しくお願いします。
尚、村内に感染者や濃厚接触者が確認された場合は、改めて緊急にご協力を頂く取り組みがあることを
ご理解くださいますよう宜しくお願いします。
道の駅も混雑している状況はありませんでしたが、スタッフに聞いたところ切れ間なく訪れる方が居たよう
です。
農産物の直売も始まりました。これから新鮮野菜や山菜が並びますのでご利用ください。
カルデラ温泉は、村民限定利用が続いていたことから、朝の時点では村外からご利用になる方は見られません
でしたが、午後から徐々に村外の方の姿が見られるようになりました。
明日の日曜日は時間帯によって混雑も予想されますが、私も朝一で温泉に入ってこようと思っています。
2020.05.01
村長通信NO47 感染者ゼロは村民のみなさんの成果です
村長の馬場です。
ゴールデンウイーク前半スタートの4月25日から最終日の5月6日まで、国・道の要請と村の独自のお願いで18
事業者施設で休業を承諾頂き、前半は村外からのお客様を極力抑えることが出来ました。
ご協力いただいた事業者のみなさまありがとうございました。
いよいよ、明日から後半の休みがスタートします。
村外からのお客様を受け入れられないのは経済的部分も含め大変残念ですが、村民の努力で続いている感染者
ゼロの取り組みが水の泡とならないためにも、不要不急の村外からの赤井川村への訪問が自粛されることをお
願いします。
村民の皆様も食料品の買い出しなど日常生活の維持にかかわる用事以外は村外へのお出掛けは極力自粛してく
ださいますよう宜しくお願いします。
国はゴールデンウイーク明けの対応について、5月4日に発表すると言っていますので今の状況から判断すると、
自粛要請が継続されると考えて間違いないでしょう。
村も国・道からの発表を待って、次の対応を検討し議会とも相談の上進めたいと考えています。
赤井川村教育委員会では北海道教育委員会からの要請を受け、5月10日まで休校を延長することを決定しました。
本日付で保護者へ通知文章が発出されていますで、それぞれの家庭には学校から連絡が行きます。
5月11日以降の学校の対応については国・道の要請内容を受けて対応することとなっていまので宜しくお願いし
ます。
国からの一人当たり10万円給付の申請書については、住所・氏名・家族名など村で事前に記入できる事項が記載
された申請書を作成し、村民の方が記入する事項を極力少なくした申請書をお手元にお送りする準備を進めてい
ます。
詳細は村のホームページや回覧などで後日お知らせしますが、事業者へのゴールデンウイークにおける休業協力
金も含め、申請の早い方には5月末までに支払いできるよう事務を進めています。
また、国からのマスクがなかなか届かないことから、村民一人10枚不織布マスクを配布することにしました。
配布予定日は5月8日の予定です。村職員が手分けしてご自宅にお届けします。準備の都合で一部地域では翌日に
なる場合もあるかもしれませんが、郵便受けなどに投函する形で配布しますのでご利用ください。
農家のみなさんなどゴールデンウイークも仕事の方も多いと思いますが、休みとなる方は、普段取り組めないこ
とにチャレンジするなど、この機会をチャンスに新しいことに是非チャレンジしてみてください。
2020.04.07
村長通信NO43 今日は中学校の入学式
村長の馬場です。
今日から小・中学校も授業が開始となり、朝登校する児童生徒の姿を見られる幸せを感じながらも、学校からコ
ロナ感染者を出す訳にはいかないという強い思いがこみ上げてきました。
SNSを見ていると学校再開に賛否はありますが、赤井川村では感染者も濃厚接触者も出ていない状況を考慮する
と厳重に家庭や学校での予防管理を行ってもらい、少しでも日常生活に近い環境に戻すことも必要であると考え
ています。
さて、今日は中学校の入学式もあり出席させてもらいました。小学校と同様に短縮バージョンで開催されました。
新1年生11名には小学校の卒業式も中学校の入学式も味気ない式典になり残念な思いもありますが、彼らにはこ
れから始まる中学校生活への期待と不安の方が式典の味気無さより大きかったかもしれません。
転入してきた先生も居て転校生も居て、1年生には新しい出会いが多い中学校生活の始まりです。
在校生は各教室でホームルームや授業を行っていて、入学式には参加していませんでしたが、ちょっとだけドア
の小窓から様子を見てきたら、みんな元気そうにしており笑顔が見られたので安心しました。
学校生活を今まで通り再開するにはもう少し時間が掛かりそうですが、仲間との時間を満喫して欲しいと思いま
した。
2020.04.06
村長通信NO42 「むらに暮らす」
村長の馬場です。
今朝目覚めとともにカーテンを開くと写真のような雪景色。先日春を伝えてくれたクロッカスも雪に埋もれ
風邪をひかないか心配です。ただ、朝出勤の頃から融け始め、今は強い日差しが照り付けています。
今日は小学校の入学式です。コロナ対策の短縮バージョンですが、先日保育所を修了した子供たちが元気に登
校して式に臨んでいました。入学式の様子は後程お伝えします。
さて、タイトルに記載した「むらに暮らす」のメッセージですが、開村120年記念事業として取り組んだ、地元
学聞き書きチームが発行してくれた本のタイトルです。
聞き取りのボランティアさんが、地元の方に聞いたお話をその方の言葉で書き起こすといった内容の本です。
お話しいただいたひとり一人の思い出や歴史が、話し言葉どおり活字となり記録されています。
ご本人を知る私にとっては、その方の話す表情や声が活字から伝わってくるので、不思議な感覚になります。
とても貴重な記録誌としても価値あるものだと感じています。
この聞き書きには多くの方にご協力とお力添えを頂きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
完成本は、村の役場の図書コーナーや学校、近隣の図書館などにも置いてもらうことにしていますので、是非
一読いただきたいと思います。
2020.04.01
村長通信NO41 新年度のスタートです。
村長の馬場です。
今日から新年度のスタートです。今朝人事異動などの辞令交付と職員に訓示を行いました。
訓示は主に役場職員(地方公務員)としての権利と職務上の義務の再認識と ほう・れん・そう の徹底につ
いて話をさせてもらい、「次の世代に繋げる村づくりを進めるため一緒に頑張ろう」といった話をさせても
らいました。
財政の健全化を含み課題は多義に渡りますが、ひとつことつ丁寧に着実に取り組みたいと思っています。
首都圏を中心に全国的に新型コロナウイルスの猛威は留まるところを知らずといったところであり、赤井川村
も今まで庁内連絡会議的に対策会議を進めてきましたが、本日付で正式に新型コロナウイルス感染症対策本部
を設置しました。
役場(消防支署含む)では、今まで以上に各課横断的に情報共有をしながら対応に当たりたいと思います。
そんなこんなで朝からバタバタしている合間にふと外を眺めると、今日は朝からポカポカ陽気で春を強く感じ
るため、先ほどちょっと村内をひとまわりしてきたました。
水田や畑も随分顔を出し、ビニールハウスでは耕起が始まり野菜や花きの定植準備が進められていました。
農家さんに話を聞くと、「例年より10日ほど早く作業が始まっているが、定植時期はほぼ変わらないので、余
裕を持って作業ができる。」といってました。
ただ、夏にかけての天候が気になるところですが、いまのところ滑り出しは順調のようです。
昼休みに自宅の庭にクロッカスが咲いているのが確認でき、カルデラの里にも今年は早い春がやってきたとい
う実感を味わいました。
(※併せて週末は庭木の雪囲い外しがまっているという実感も沸いてしまいました。笑)