むらのできごと
2023.09.01
村長通信NO160 村の子供たちは元気です
村長の馬場です。
今日は午前中から雨が続き、時々激しく降る生憎の天気ですが、この雨で季節が夏から秋に変わる気配がします。ただ、必要以上に降らないことを願っています。
さて、今日は赤井川小学校の公開参観日だったので午前中に子供たちの様子を覗いてきました。教室は昨年から稼働しているエアコンもあり、快適な環境で過せているようでした。
全部の学年を参観させてもらいましたが、子供たちと先生とのやり取りも活発で、グループ学習ではリーダーが率先して授業を進めるなど、日頃からの学習の様子が見て取れるものでした。
今日は生憎の雨でしたが、保護者を含め多くの方が参観に訪れてくれていたのも子供たちの励みになっていたように感じました。
これからも他の学校を含め元気な子供たちの様子を参観するため学校訪問を続けたいと思います。
もうひとつの話題は、中学校時代は学習にスポーツに大活躍していた山中新汰くんが、昨日村長室を訪問してくれました。山中くんは現在慶応大学に在学中ですが、アルペンスキーのナショナルチームに選出されていることから、この10月のヨーロッパ遠征から早くも今シーズンがスタートするということです。
スキーを続けるのもなかなか経費が掛かるので、自らスポンサー企業を探すなど勉強と両立させながらトップクラスでスキーを続ける苦労やワールドカップ出場を目標としていることなど、近況を沢山聞かせてくれました。中学時代は陸上とスキーで全国大会へ出場し入賞するなのど、当時から成長を楽しみにしていた一人でもあり、彼の活躍は後輩の励みにもなると思っているので、これからも応援したいと思います。
2023.09.01
赤井川小学校 一日防災学校
8月29日(火)赤井川小学校において、1日防災学校が行われました。
避難訓練を行った後、学年ごとに分かれ、1・2年生は北後志消防組合赤井川支署より消防車の見学、3・4年生は岩内町の消防設備の保守点検等を行っている会社の方を講師に招き、校舎の消防設備等の説明を行っていただき、5・6年生は水の入った消火器を使用し消火体験を行いました。
午後からは、役場職員をゲストティーチャーに招き、「赤井川村に10日間雨が降り続いたら?」というテーマで授業を行い、赤井川村のハザードマップなどを用い、どのような被害が想定されるかを考えていました。
一日防災学校は「防災」について学び、考える良い機会になったのではないでしょうか。
2023.09.01
第1回赤井川村立小学校適正配置検討委員会の開催について
8月30日(水)、赤井川村立小学校適正配置検討委員会を実施しました。
第1回目となる今回は、委員の方々へ辞令交付を行い、検討委員会の委員長、副委員長を選任した後、根井教育長から学校の管理者、設置者の確認をし、この委員会設置に至るまでの学校運営協議会や各懇談会などの経過、児童数・学級数の推移などについて説明を行いました。
また、次回以降の協議内容について委員の方々に確認していただくとともに、次回は1か月程度空けた9月下旬に開催予定ですので、それまでの間に、委員の方々にはそれぞれ地域や団体の方々の考えを聞いたり、ご自分の考えを整理するなどして持ち寄っていただくようお願いして会議を終了しました。
次回以降の検討委員会の開催結果についても、村のホームページ等にてお知らせします。
2023.08.30
高齢者サロンで美しい村のスィーツを提供
8月29日(火)地域包括支援センターが主催する高齢者サロンが行われ、お茶菓子として「日本で最も美しい村」連合に加盟する岐阜県東白川村、福岡県八女市星野村のスィーツが振る舞われました。
この取り組みは、道の駅あかいがわのキッチンメープル(ピッケルズ 代表 則武新吾氏)から「赤井川村に縁のある道外町村のスィーツを道の駅で提供してみたい」との相談を受け、村より連絡をしたところ、協力を快諾してくださった美しい村の皆さん、そして事業の中での活用を快諾してくださった地域包括支援センターのご協力により実現したものです。
岐阜県東白川村は「つちのこ」伝承で有名な村で、毎年「つちのこフェスタ」というイベントが開催され、参加者が懸賞金を目指してつちのこ捜索が行われています。これにちなみ、今回のスィーツは名物「つちのこ焼き」となりました。
赤井川村の高齢者の皆さんが揃って「つちのこ」をほおばっている姿は中々にシュールでしたが、皆さん「おいしい」といって喜んで食べてくださいました。
福岡県八女市星野村は八女茶の産地として、そしてその名のとおり天文台も設置されている星景が美しい村として有名な村です。星野村のスィーツは「抹茶のチョコ羊羹」です。
抹茶の香りに皆さんウットリしながら「おいしい」を連呼していました。
今後、道の駅あかいがわのキッチンメープルでは自慢のコーヒーと共に美しい村スィーツを販売し、カフェタイムの充実を図っていきたいとのことですので、道の駅にいらっしゃった際には美しい村スィーツも楽しんで頂けたらと思います。
今回の2村をきっかけに、さらに交流のネットワークを広げて、それぞれが楽しく盛り上がってまちづくりに取り組んで行けたらと思います。
2023.08.29
SNS魅力発信講座を開催しました
8月21日(月)、健康支援センターにおいて、地域活性化起業人として赤井川村に派遣されているDMM GAMES(合同会社EXNOA)の松本卓也さんを講師に「SNS魅力発信講座」を開催しました。
講座ではツイッターやインスタグラムなど一度は耳にしたことがあるSNSの特徴を挙げ、様々な事例を引用し、講師の松本さんがわかりやすく解説をしていました。
SNSを上手に活用することで情報伝達の幅を大きく広がることや、SNSによっては自動翻訳機能があり外国語を使用している方でも安易に情報にアクセスすることが可能である旨の講話がありました。
1時間という短い時間でしたが、参加した約20名は興味深そうに講師の話に耳を傾けていました。
2023.08.29
村長通信NO159 見晴らしが良くなりました
村長の馬場です。
今日は猛暑も幾分和らぎ、村民のみなさんもホっと一息ついていることだと思います。しかし、週半ばにはまたまた気温30度を超える暑さが戻ってくるということなので、本当の涼しさは来週くらいからになりそうですね。ただ、先日の日曜日も突然の豪雨がありましたが、急な天候の変化はこれからもちょくちょくありそうなので、何だかあずましくない状況は続きそうです。
さて、今日の話題は冷水峠の展望所からの見晴らしを確保するため、今年で5回目(コロナで1年お休みしたので6年目)となる、国有林内をボランティアを募り整備する「カルデラの森森林環境保全整備活動」についてです。
2004年9月8日北海道に上陸した台風18号は風台風と呼ばれるほど強風が吹き荒れ、冷水峠を中心に村内の複数個所で木々がなぎ倒され、赤井川村は三日間ブラックアウトになったという災害がありました。
この時冷水峠の国有林が広い範囲で被害受け、一部分がハゲ山のような状況になりました。
ただ、台風の置き土産といっては言い過ぎではありますが、それまで冷水峠からの見晴らしは国有林の成長と共に全くと言ってよいほどカルデラ盆地が見えない状況だったため、この台風の影響で視界が開け一望できる状況が生まれました。
このことを切っ掛けに現在の展望所を整備したのですが、立木の成長と共に雲海をはじめとする景観の確保が難しくなっていきました。
このため、景観の確保について村としても色々思案していたところ、北海道森林管理局石狩森林管理署との協議の中で「森を守る住民参加のボランティア活動としてエリアを指定することにより、保全活動を実施できるかもしれない」とのアドバイスを頂き、その後の協議により今日のような活動に繫がったという経過があります。
そして今年も沢山の方に参加頂き、整備活動を実施することができました。当日は峠の上と言えど猛暑のため作業時間の短縮はしたものの、みなさん汗だくになり作業に取り組んでくれました。今回ボランティアにはクラブメッドのスタッフも15名程参加して頂き、飲み物まで提供してくれて力強い助っ人となりました。
また、当日作業を指導して頂いた石狩森林管理署長をはじめスタッフのみなさんは、お休みのところ駆け付けて頂き誠にありがとうございました。
作業時間も短縮したので予定した全ての間伐は出来ませんでしたが、残った分は職員が後日整理することにしています。
来年も実施予定のため多くの村民のみなさんの参加をお待ちしています。
※展望が開けた写真はどうした? とお考えの方は是非現地で展望をお楽しみください。
2023.08.25
村長通信NO158 ディエゴ氏来庁
村長の馬場です。
もう暑いと言うのも嫌なくらい暑いですね。農産物の生育にも市場価格にも影響が出ているようで、特にビニールハウスで生産しているトマト類やピーマンは日焼けと花飛びで出荷量が減少になっているのに加え、価格もあまり良くないらしく、二重苦、三重苦だとの話を伺いました。ある農家さんは「昨年が良すぎたからね」とは言っていましたが、この酷暑本当に来週には落ち着いてくれるのか神のみぞ知るでは笑い話にもならないところです。
今週から小中学校も三学期が本格的に始まり、学校にも賑やかさが戻って来ましたが、この猛暑で校外活動は控える措置が取られています。今日は室内プールも室内温度の調整が限界に来たので、臨時休館としました。
幸い赤井川村は保育所から中学校までエアコンが設置されているため、設置の無い学校に比べると幾分過ごしやすのはあるかも知れませんが、廊下や体育館などはエアコンは付いていないので、体調管理が心配です。ただ、先生方のケアもあり、今のところ学校内で体調不良が出ることは無いようなので一安心です。
さて、先日Club Med(kiroro)の日本代表にこの春就任したディエゴさんが役場を表敬訪問してくれました。同行したのは日本在住30年のアブデルさんとClub Med(kiroro)のマリーン村長さんでしたが、通訳の方が同行していなかったの一瞬「どうしょう」と思いました。しかし、アブデルさんは日本国籍を持つ方で日本語も堪能だったので一安心しました。
Club Med(kiroro)としては地元赤井川村との連携協力を強く望んでいる旨の申し出もあり、今後とも情報共有しながら連携した取り組みをしていきたい旨を伝えさせて頂きました。
明日冷水峠で午前中に行われるカルデラの森整備(展望台周辺)や村の敬老会にもスタッフがお手伝いに来てくれることになっています。何かパホーマンスも見せてくれるということなので、そちらも楽しみにしたいです。
2023.08.24
赤井川村×神恵内村スタンプラリー当選者(前期)の抽選
2016年から、後志管内小さい(人口が少ない)農村と漁村で魅力PRのための様々な企画を実施しています。
その事業の一つとして毎年赤井川村の道の駅と神恵内村の道の駅スタンプラリー企画を行っています。
今年は前後期2回に期間を別けており、前期分(4月29日~7月31日)の抽選を行いました。
村長と副村長により、ご参加いただいた皆さまの中から抽選で15名の方に赤井川村の特産品をプレゼントする抽選を行いました。
当選された15名の皆さまに近日中に賞品を発送いたします。
たくさんの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。
2023.08.18
村長通信NO157 美味しい・赤井川
村長の馬場です。
一昨日からの強風でビニールハウスの一部や農産物の一部にも被害が出ているとの報告を受けています。この後の生育に大きな支障がでないか心配なところです。ただ、建物や人的な被害は報告されていませんので、胸をなでおろしているところです。
そんな強風後の話としてはなんですが、実は札幌市内にあるクロスホテル札幌さんとの連携のなかで、8月1日から31日までの一か月間、朝食と昼食に赤井川産野菜や加工品をふんだんに使ったメニューを提供する「赤井川村フェア」を開催頂いています。
後藤料理長が志向をこらしたそれぞれの料理はまさにアートです。
実は先日私も試食させて頂いたのですが、どれも素材を活かした料理ばかりで目と舌を楽しませて頂きました。料理長いわく「素材が良いから下味などに手を掛けることなく、素材そのものの味で十分料理を仕上げられる。」と赤井川産の作物に太鼓判を頂きました。
今後もクロスホテル札幌さんとは色々な連携が出来れば良いと思っています。
8月31日まで三階のレストランで食べて頂けるので、是非足を運んでいただけると嬉しいです。
※コース料理の全部を掲載できませんでした。(写真を撮らずに食べた料理もありました。笑)
2023.08.16
赤井川村中学生・高校生海外研修事業(最終日)
8月11日(金)、早朝に羽田空港に到着しました。
全員で入国手続き済ませ、空港内で朝食と買い物の時間をとりました。
その後、羽田空港から新千歳空港へ移動し、赤井川村へ帰ってきて到着式を行いました。
参加者代表からの挨拶では、「言葉の違いや異なる生活習慣がありながらも、心が通じ合うことでお互いを知り合うことができた。貴重な経験になった」と、海外研修を終えて感じた思いを話してくれました。
海外研修事業の参加者からは「異文化を知ることができて良かった」「ストラスモアも生徒と会話は難しかったけど楽しく交流できた」など、充実した日々を過ごしていただくことができました。
この経験を今後の学校生活などに活かしていただきたいと思います。
慣れない生活が続いたので疲れてると思います、ゆっくり体を休めてください。
7日間、本当にお疲れ様でした。
投稿者:教育委員会