むらのできごと
2024.02.22
村長通信NO183 金メダル・銀メダル
村長の馬場です。
気温は低いですが、今日も穏やかな天気の赤井川村です。本当に雪解けが早いです。我が家の玄関先は例年からすると一か月程早く全ての雪が無くなりました。道路だけ見ればすっかり春です。このままいっきに雪解けが進むとは思われないのですが、過去の経験値がだんだん当てにならなくなっている気がします。
さて、昨日赤井川小学校と中学校を卒業し、札幌日大高校へ進学してノルディック複合(コンバインド)競技を続けている池田葉月さんが、2月5~11日までスロベニアで開催されていた、2024FISノルディックスキージュニア世界選手権で複合混合団体で銀メダル、複合団体女子スプリントで金メダルを獲得する活躍をして、20日に帰国したばかりなのにその報告のため村長室を訪ねてくれました。
池田さんは、小学生からクロスカントリースキーとジャンプを組み合わせたコンバインド種目に挑戦してきたアスリートで、高校入学から頭角を現し高校三年生の今シーズン遂に世界の舞台でメダルを手にしました。
本人としては、個人種目でも一桁の成績は出していますが、表彰台には届いていないので、個人戦での表彰台を目指し、トレーニングを積んで世界で活躍できる選手を目指したいと力強く抱負を語ってくれました。
春からは早稲田大学に進学しトップアスリートを目指す池田さんは、赤井川の子供達にとっては良き先輩であり、励みになる存在です。
これからも彼女の活躍を期待し応援したいと思います。
はーちゃん頑張れ~。
2024.02.20
村長通信NO182 共同声明
村長の馬場です。
春が近いのは嬉しいことですが、2月の中旬にここまで雪解けが進むと季節を感じる感覚が何か変な感じがしています。今日はこれから気温が下がり冬に逆戻りとの天気予報も出ています。こんなにころころと気象が変わると衣服と体調の管理が難しく、体調を崩される方も多いと思いますので体調管理には十分気を付けて頂きたいと思います。
三月定例議会の前となる2月16日金曜日に村議会協議会を開催していただき、令和6年度の主な取り組みの考え方について議員のみなさんに説明させて頂きました。本格的な議論は議会の席上となりますので本番も丁寧な説明を心掛けたいと思います。
また、昨日は公益財団法人北海道市町村振興協会(宝くじ事業などの事務局)にお邪魔して、情報交換をさせて頂き、村の新規事業への協力をお願いしてきました。村財政の安定化を図りながら生活環境や村内経済の活性化を目指す事業を進めるためには、多方面のみなさんに協力を頂かなければなかなか実現できないのが本音です。今回はそういった意味からもとても有意義な情報交換でした。
さて、話題は変わりますが、今日午前中に後志風力発電問題連絡会の赤井川村・風力発電を考える会の三名の方が村長室を訪問してくださり、連絡4団体として「自然破壊をともなう大規模風力発電に反対します」という共同声明を出したということで、その趣旨について説明してくれました。
現在赤井川村の行政区域国有林内を計画地とする二つの風力発電事業が計画されており、赤井川の考える会のみなさんは、村の自然や生活環境に与える影響を懸念して活動しており、私としても今後も情報交換させて頂きたいと思っています。
再生可能エネルギーの活用はゼロカーボン宣言をしている赤井川村にとっても目標のひとつでありますが、村民が安全に安心して生活できる環境を維持してゆくこともとても大事なことだと思っています。
現在二つの事業計画ついては環境アセスの手続きの準備又は初期段階という状況でもあり、私としては私なりの疑問も事業者に確認しながら勉強させて頂き、議会のご意見も踏まえ、事業に対する賛否の意思をいずれかの段階で示さなければならないと考えています。
2024.02.13
村長通信NO182 シーニックナイト
村長の馬場です。
今日は朝から気温が上がり、足元がかなり悪くなっていますね。村道の幹線を中心に今日から排雪を行っているので、道幅は広くなっていますが、これから夜になると気温も下がると思います。特にドライバーのみなさんは、ブラックアイスバーンにはくれぐれも注意して運転はご安全にお願いします。
さて、この三連休の初日となる2月10日土曜日にシーニックナイト2024という雪灯りイベントが開催されました。毎年恒例となっているイベントで、村民や村内事業者の方が地先で雪ランタン等を灯し、ロウソクの灯りで雪国の夜を楽しむものです。近年メイン会場となっているのは、都地区中心部の助っ人さんの敷地周辺となっていて、当日は花火の打ち上げもあり、多くの方がメイン会場を訪れていました。
私は花火の打ち上げ時間を間違えてしまい、ライブで見ることは出来なかったのですが、SNSに投稿していた方の動画で楽しませて頂きました。花火は見られませんでしたが、会場で振舞われていた豚汁やかぼちゃコロッケなどはしっかり美味しく食べさせてもらってきました。
役場の前にも職員たちが作成した雪ランタンや滑り台などの雪像もあり、子供たちが楽しんでいる姿も見られました。
イベントを企画頂いた実行委員会やランタンづくりに参加してくれたみなさん、素敵な時間をありがとうございました。
2024.02.07
村長通信NO181 高橋くん受賞おめでとう
村長の馬場です。
今朝起きて朝刊を読んでいると北海道新聞後志版に嬉しい記事が載っていました。赤井川中学校を卒業し、社会人としての研鑽を積み、現在はDCM余市店に勤務している高橋 寿くんが北海道善行賞を受賞したという記事です。地元出身者が表彰されるのはとても嬉しいことです。高橋くんを知る多くの人がこの新聞記事を読んで喜んでいると思います。高橋くんおめでとう。叔父さんは嬉しいよ。
※この写真は北海道新聞後志版の記事から転写させて頂きました。
話は変わりますが、2月10日土曜日に開催されるシーニックナイトに向けて、役場職員有志が昨日から勤務終了後、雪像と滑り台やロウソク台を作っています。当日は午後五時頃から点灯すると思いますので、メイン会場の都地区同様役場前の力作も見に寄ってください。
2024.02.07
令和5年度第4回村有図書購入
令和5年度第4回目の図書購入で新たに66冊の本を役場図書コーナーに、6冊の児童用図書を健康支援センターに追加しました。
興味のある本がありましたら、ぜひ役場図書コーナーへお越しください。
(赤井川村教育委員会)
2024.01.31
冬山登山・バックカントリー遭難防止啓発活動
1月27日(土)に、冬山登山・バックカントリースキーの遭難事故防止を呼び掛ける啓発活動を後志総合振興局、北海道警察、北後志消防組合赤井川支署、赤井川村の合同で、キロロスノーワールドにおいて実施しました。
バックカントリーや冬山登山をする際は、必ず現地の天候・雪崩状況等を確認し、安全第一で後志地域、赤井川村のパウダースノーをお楽しみください。
2024.01.25
村長通信NO180 大谷選手からのプレゼント
村長の馬場です。
全道的に大荒れの天気で余市町では学校が休校していると聞きました。幸い赤井川村は時々強い吹雪となりますが、学校もむらバスも今のところ通常通りです。ただこの天気は明日まで続くので油断は禁物です。気温も高めになっているので屋根からの落雪や自宅周辺除雪作業の際の事故にはくれぐれも気を付けてください。
本日は午前10時より臨時議会を開催して頂き物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金に伴う事業継続持続化臨時支援金関連経費などの専決処分案1件、条例改正4件、物価高騰対応赤井川村低所得世帯支援臨時給付金を含む一般会計補正予算1件を審議頂き、全件可決承認頂きました。物価高騰対応に係わる給付金などについては少しでも早く対象村民の方に届くよう手続きを進めます。
さて、タイトルにも掲げました大谷選手からプレゼントされたグローブが小学校2校の始業式にお披露目され、都小学校では早速子供たちが体育館でキャッチボールをして遊んでいるそうです。
写真赤井川小学校に届いたグローブと手紙です。多分ユニフォームは先生の誰かが持ってきてくれて飾っているのだと思います。こちらは来週月曜日の全校集会で全員で遊ぶ予定ということで、今週は子供達全員が手に取って見られるよう展示しているという事です。
私も後日本物を見せてもらいに学校に行ってみようと思います。大谷選手ありがとうございました。
2024.01.22
村長通信N0179 調印式
村長の馬場です。
本日三本目の投稿です。日々の日程が詰まってくるとついつい情報発信が疎かになってしまうので、出来るときにまとめて投稿するという姑息な手段を取ってしまいます。笑
先週の金曜日北海道森林管理局石狩森林管理署と赤井川村が「第1期赤井川地域森林整備推進協定」を締結したというお話です。
赤井川村はゼロカーボンを推進する手法のひとつとして、森林資源の有効活用と村有林の計画的整備を掲げています。そのため令和5年度から5年ごとに村有林の整備計画を立てながら事業を推進することとして取り組みをスタートさせています。
実はこの取り組みを始めるにあたり、既存の人工林の生育状況や施業方法、植林の方法など様々な角度から検討するにあたり、石狩森林管理署と後志総合振興局林務課及び森林室に協力を仰ぎ、指導・アドバイスを頂いておりました。
その検討の中で、国有林に囲まれている本村の立地から石狩森林管理署と赤井川村が連携・協力して効率的な森林施業や路網整備に取り組んだり、伐採木の販路においても国有林材の販路も活用できるよう共用の土場(ストックヤード)を設置して木材の協調出荷を行うことにより、民有林材全体の安定供給や森林整備をしやすくする環境づくりにも繋げられ、森林資源の循環利用にも繋げて行くことができることから、これらを目的に協定を締結させてもらいました。
具体的に令和7度に協調出荷をスタートさせ、その後現場を調査しながら継続的に取り組むことになります。
森林資源を適正に有効利用するこもゼロカーボンへと繋がる大きな取り組みです。
2024.01.22
村長通信NO178 石田くんがやってきた
村長の馬場です。
先週の水曜日の夜、かぼちゃ王子こと阿部君から「石田さんがやってくる(上毛町役場農政係長)」との突然の知らせがあり、詳しく聞くとプライベートで赤井川村の冬を体験にくるとの話でした。
※農村フェスで顔なじみなった赤井川村職員たちとも再会
福岡県上毛町は阿部君が冬と夏二回かぼちゃを生産している町で、石田くんは阿部君の受け入れを担当してくれている農政係長です。
昨年9月に開催した農村フェスにも「上毛ショップ」を開いてくれるために来村してくれており、多分今回で3回目の来村のようですが、冬は初めてとのことなので阿部君のコーディネイトで冬の赤井川村を十分満喫して貰えたことでしょう。
三月には阿部君のかぼちゃの定植が始まると聞いていますし、上毛町として地元の農家さんとも協力して新たなかぼちゃの加工品づくりにも挑戦すると聞いています。今年も上毛町で阿部君がお世話になります。石田君これからも宜しくお願いしますね。
2024.01.22
小学校適正配置の上申書が教育委員会から村長に提出されました
令和5年12月27日(水)適正配置検討委員会から教育委員会に対して「赤井川村立小学校の適正な配置の在り方」についての最終報告書が提出されました。
報告内容については、11月29日(水)の第4回検討委員会でまとまり、決まっていたことから、第5回検討委員(書面会議)で報告書を承認し、最終報告書提出となったものです。
報告内容は、
1 現行小学校2校の規模は児童の学習環境を第一に考慮すると適正とは言えない。
2 1校に統合することが望ましく、統合する学校は字赤井川72番地、赤井川小学校とする。
3 統合する時期は令和8年4月を目途とする。
の3項で、配慮事項として、
1 統合するまでの間、両校の子供たちの交流を進める。
2 統合した後、現都小学校の児童の通学はスクールバスを運行し、対応する。
を付記しています。
本報告を受けて、教育委員会では令和6年1月12日(金)に都住民センターで「赤井川村立小学校の適正配置に関する住民説明会」を開催いたしました。これまでの経過と今後の予定については教育長、検討委員報告については検討委員会委員長が説明し、その後、住人からの質疑、意見を受けたところですが、今後上申書が村長に提出された後の様子についても住民にお知らせしてほしいという要望が出され、上申に添えて伝えると回答しています。
住民報告会の後、令和6年1月15日(月)教育委員会会議を開催、報告書の内容を協議し、報告内容の通り学校設置者である村長に上申することを決し、同日上申書を提出いたしました。
今後、村では議会に上程し、審議いただくという流れになります。
未来のある子供たちのために適切な教育環境を提供することが、責務であると考え、検討を進めてきましたが、適正配置検討委員会の皆様には大変な御足労をおかけしました。感謝申し上げます。
※これまでの経過については、「くらしの情報」≫「教育・文化・スポーツ」≫「赤井川村立小学校適正配置検討委員会」をご覧ください。