むらのできごと
2014.09.02
巡回小劇場(狂言)
9月2日、赤井川小学校体育館で毎年行っている巡回小劇場が行われました。
今回の演目は赤井川村で初めて演じられる「狂言」。
小学校の教科書には載っているものの、見たことのある児童・生徒は皆無ということで
選ばせていただきました。
演じていただいたのは、「三宅狂言会」の皆さん。
マイクなしの生声でも体育館の端まで届く声量で、子どもたちも驚いているようでした。
途中には児童生徒の代表が舞台に上がって、狂言の歩き方や発声について学びました。
みんなとても上手にこなしていましたよ。
最後は狂言で一番有名な演目「附子(ぶす)」を見せてくれました。
一休さんにも取り上げられた演目で、多くの子どもたちも内容を知っていたため、
より楽しめたようです。
独特の言い回しと、身のこなしに、児童・生徒も爆笑の連続でした。
赤井川村のような山間部の小さな学校ではなかなかふれることのない古典芸能。
実際に行ってみるまでは子どもたちがどう反応してくれるのか不安でしたが、
演者のわかりやすい解説と、演技にみんなたても満足したようです。
また、この日は多くの一般観覧者もお見えになり一緒に楽しんでいただきました。
今後も児童・生徒はもちろん、村民の方々にも楽しんでいただける企画を
考えていきたいと思います。
投稿者:教育委員会