２月20日、午後５時より赤井川村健康支援センターにおいて、UHB「みんテレ」でおなじみの気象予報士・防災士として活躍されている菅井貴子さんを講師にお招きして「地球温暖化とゼロカーボン」と題して講演を行っていただきました。
　また、当日の講演会では、北海道大学大学院生による「赤井川村のエネルギー使用量調査」の結果報告が行われました。この調査は、昨年初夏から、村内事業者の皆さまや農業者の皆さま、各ご家庭の皆さまにご協力いただき、各課事業所や家庭で使用されている、灯油・ガソリン・電気などの使用量を伺った「二酸化炭素の見える化」調査です。調査報告の最後は、私たちにできる「ゼロカーボンへの取り組み」についての提言で閉じられました。
　講演会に来られた方の中には、この調査報告を目的に来場された方もいました。

　菅井さんによる講演会では、北海道の「気候多様性」が地形や海水温の影響によるものであると解説されたほか、北海道の地球温暖化が世界平均の倍進んている結果、この50年で流氷勢力が半減したことなど気候が変わってきていること、大雪や大雨などの史上初の現象が増加していること、北海道に訪れると予想されている「心配事」についてなど、様々な話題がありあました。

　赤井川村では今後も、脱炭素社会の形成に向け地域住民の皆さまとの「共創の場」を開催します。その際は、村のホームページや広報用ツイッターにてお知らせしますので、たくさん皆さまのご参加をお待ちしています。