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2017.9.1

日本脳炎ワクチン定期予防接種について

これまで北海道では「日本脳炎の予防接種を行う必要がない区域」として指定されていました。

しかし、道民の方が道外・海外に行き来する機会が増えていることや、道内においてもわずかではありますが感染の可能性があることなどから、北海道でも日本脳炎の予防接種を行うことが適当であると判断されました。

 

 

<日本脳炎ワクチンの接種対象者について>

平成28年4月より、定期接種が全道一斉開始となりました。ワクチン不足を考慮し、道より平成28年度~38年度まで接種の優先対象者が示されています。

道の考え方をもとに、赤井川村での優先対象者ついては個別案内しています。

個別案内では受診券のほか、予防接種スケジュール等の案内用紙を併せて送付しています。

 

 

① 通常の対象年齢について

【第1期】

対象年齢:生後6か月から7歳6か月に至るまで

■接種回数:3回 初回免疫2回と、追加免疫1回。合計3回。

標準的な接種年齢は初回免疫が3歳、追加免疫が4歳です。

■標準的な接種:初回免疫は6日~28日の間隔をあけて2回接種する。

2回目の接種終了後、おおむね1年の間隔をあけて追加免疫1回接種する。

【第2期】

対象年齢: 9歳以上13歳未満(13歳の誕生日の前日まで)

■接種回数:1回 標準的な接種年齢は9歳です。

 

 

② 9歳から19歳11か月に該当する方については、特例措置の対象となります。

■接種回数:20歳に達するまでの間に、第1期として3回、第2期として1回の計4回の接種が可能です。

 

 

接種費用>

接種対象者の方が指定医療機関で接種する場合は無料です。

※接種を受けられる指定医療機関については、受診券お渡しの際に同封いたします資料をご覧ください。

※すでに任意接種(有料)もしくは他市町村で定期接種として接種している場合は、残りの回数を定期接種として無料で接種できます。

 

 

<日本脳炎について>

日本脳炎は、蚊によって運ばれるウイルスの感染によっておこる脳などの病気です。ブタなどの体内で増えた日本脳炎ウイルスが、蚊(日本では主にコガタアカイエカ)によって媒介されることにより感染します。人から人には感染することはありません。

患者の発生数は、近年では毎年10人以下が西日本を中心に発生するに留まっており、北海道における患者の発生はありません。

 

 

<日本脳炎ワクチンについて

【効果】

3回のワクチン接種で日本脳炎の発症を予防可能なレベルの免疫を獲得し、その後概ね5年から10年毎に1回接種することで、免疫を維持することが期待されています。

 

【副反応】

日本脳炎ワクチンを接種した後、せきや鼻水が出ることがあります。また、接種したところが赤くなることがあります。

そのほか、ショック・アナフィラキシー・急性散在性脳脊髄炎・血小板減少性紫斑病・けいれんなどの重篤な副反応がみられることがまれにあります。

効果と副反応を考慮のうえ、接種についてご判断いただきますようお願いいたします。

 

 

 

 

<問い合わせ先>

赤井川村健康支援センター

保健福祉課 保健福祉係 

TEL:0135-35-2050

           
     
 
   
     
 

 

 

 

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