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研修生募集要項 等


募集人員

毎年度、原則2名まで



応募資格

①おおむね20歳以上49歳未満で、心身ともに健康であり、就農意欲が十分である者
②就農に対して、家族の積極的な理解・協力が得られること
③赤井川村に定住し、村内で就農を目指すこと
④自己資金が十分にあること※研修期間中の生活費確保+就農時の投資資金
⑤普通自動車免許を所持していること
⑥就農時、JA新おたるの正組合員となること ※就農後、受入先への出荷契約が必要となる場合があります。



研修期間

2年間



応募方法

申請書及び添付書類を郵送・持参いただきますが、まずはお電話やメール等でお問い合わせください。



募集期間

随時受付しています。ただし、募集人員に到達次第、応募は締め切ります。
また、研修は4月開始ですので、年度末近くに申請された場合は研修スタートが翌年度となる場合があります。
余裕をもって申請されることをおすすめします。



「概ね」の就農までのスケジュール

就農相談
  • 北海道農業担い手育成センターでの就農相談
  • 村担い手協(産業課)への問い合わせ・就農相談
  • 就農相談会への参加
現地見学会
  • 来村し、村内見学や地域農業者と交流
申請書提出
  • 申請書、履歴書、住民票、戸籍謄本、誓約書、預貯金残高証明書、同意書など
    ※預貯金残高証明書は研修期間中の生活資金・就農時の自己資金を確認するために使用します
面談・結果通知
  • 村担い手協・JA新おたると面談
  • 農業委員会へ諮問し、受入れの可否を決定
    ※就農意欲、年齢、資金力、家族形態や協力体制、コミュニケーション能力など確認
研修1年目
  • 受入れ農家等で現地研修(農業ヘルパーとして作業従事)
  • 経営管理研修
  • 農業振興センターにて育苗作業へ従事
  • 農業機械研修(北海道農業大学校)
  • 新規参入者研修(北海道農業大学校)
  • 花・野菜ベーシックセミナー(花・野菜技術センター)
  • 担い手協研修(機械操作等)
  • 翌年の実践的研修準備
  • 農地選定 など
研修2年目
  • 受入れ農家等で現地研修(農業ヘルパーとして作業従事)
  • 実践的研修
  • 就農地準備
  • 経営管理研修
  • 農業振興センターにて育苗作業へ従事
  • 営農準備
  • 農業簿記通信講座(北海道農業大学校)
  • 担い手協研修(農産物の販売について)
  • 農地選定、手続き
  • 新規就農者認定申請書の作成、提出 など
就農
  • 営農開始


就農までのスケジュール(詳細)



新規就農支援制度 等◆赤井川村の支援制度①(新規就農者支援)

注)新規就農支援制度等の内容は現時点のものであり、変更・廃止される場合があります。

制度名 内 容
営農実習支援 研修受入れ農家等に対し、助成金(50,000円/月、600千円を上限)を交付。助成期間は2年間。
農地賃貸借奨励金 新規就農者の農地賃貸借に対し、農地所有者へ賃借料相当額の奨励金を交付。(畑5000円/10a、田10000円/10a)助成期間は5年間。
利子補給金 農地取得のため、農業制度資金若しくは農協資金を利用した場合に利子補給を実施。(800万円3.5%を5年間若しくは500万円5.5%を5年間+3.5%を5年間)
ハウス施設導入補助金 施設型野菜用ハウス導入に対し助成。(補助率1/2以内、ハウス延長500mを上限)助成期間は5年間。
新規就農促進施設の設置 新規就農予定者等へ2万円/月で住宅を貸し出し。(研修期間の2年間を限度とする。)

※研修生への支援は研修コーディネート、フォローが主であり、金銭での直接の支援はありません。



◆赤井川村の支援制度②(農業振興施策)

制度名 内 容
交配用蜜蜂導入事業 メロン、南瓜等の花粉交配作業の省力化等を図るため、蜜蜂借上料に対し助成。
土づくり対策事業 地域資源を活用し、クリーンな農産物の生産確立を目指すため、村内で生産されるバークたい肥、牛糞たい肥の購入に対し助成。
農業用廃プラスチック回収事業 農村環境の保全及び資源循環型農業の確立を図ることを目的とし、廃プラ回収、処理費用に対し助成。
融雪促進対策事業 地温確保及び春耕作業の条件整備を図るため、融雪資材の購入費に対し助成。
単独基盤整備推進事業 暗渠排水、区画整理等の軽微な基盤整備事業の内、重機運搬費用に対し助成。

※農業者への直接的な支援事業を抜粋しています。この他にも農業生産基盤として農業用水の供給や新規就農者の研修施設の運営(JAへ委託)など間接的な支援も行っています。



◆国の支援制度

(外部サイト「農林水産省」へ移動します)

制度名 内 容
経営発展支援事業 認定新規就農者に対し、機械・施設等の導入費用の最大3/4助成。(事業費上限1,000万円(経営開始資金交付対象者は事業費上限500万円))
就農準備資金 研修期間中(最長2年間)年額150万円を助成
※交付要件を満たす様、条件整備済み。
経営開始資金 認定新規就農者に対し、就農後最長3年間、年額最大150万円を助成(所得制限有)
青年等就農資金 村が認定した新規就農者に対し、最大3,700万円を無利子で融資。(償還期間12年(据置期間5年)) ※農地取得資金としての借入は不可
経営体育成強化資金 村が認定した新規就農者に対し、農地購入費を最大500万円融資。(償還期間20年(据置期間3年))

※いずれも、就農時49歳以下の条件有り。



◆北海道(北海道農業公社)の支援制度

(外部サイト「公益財団法人北海道農業公社」へ移動します)

制度名 内 容
就農研修者家賃助成制度 研修中の家賃1万円を上限として助成(農業次世代人材投資事業(準備型)を給付していない場合)
農家研修受入体制強化事業 研修者の損害保険を受入農家が負担した場合に助成
大型特殊免許取得支援事業 大型特殊免許取得経費を助成(1/2以内、上限5万円)


移住・定住支援

制度名 内 容
移住・定住支援事業
※令和6年度まで
住宅を新築し、10年以上居住する方を対象に300万円を支援。また、新築後3年間は固定資産税が半額となります。
子育て支援
  • 出産時、20Lのゴミ袋を200枚贈呈
  • 保育料無料(満2歳~、赤井川へき地保育所の利用に限ります。)
  • チャイルドシートの無償貸出
  • 村内小中学校の給食費無料、修学旅行等の旅費助成、部活動支援(大会参加旅費助成)
  • 中学校卒業まで医療費無料
  • 中学校2年生全員を海外研修へ派遣(オーストラリア)
  • 中学校卒業までキロロリゾートスキー場が無料で利用できます。(企業協力)


研修計画・カリキュラム■1年目

研修時間 内 容
4月 160h 受入れ農家等での現地研修 160h
5月 160h 受入れ農家等での現地研修 157h
担い手協研修(トラクター操作・JA)3h
6月 160h 受入れ農家等での現地研修 160h
7月 160h 受入れ農家等での現地研修 160h
8月 160h 受入れ農家等での現地研修 160h
9月 160h 受入れ農家等での現地研修 160h
10月 160h 受入れ農家等での現地研修 137.5h
農業機械研修(トラクタ基本操作研修・農大)22.5h
11月 63h 経営管理研修 60h
担い手協研修(除雪機操作・JA)3h
12月 60h 経営管理研修 60h
1月 74h 経営管理研修 24h
新規参入者研修・農大 20h
花・野菜ベーシックセミナー・道総研 30h
2月 100h 農業振興センター育苗作業 100h
3月 100h 農業振興センター育苗作業 100h
小計 研修時間:1,517h

■2年目

研修時間 内 容
4月 160h 受入れ農家等での現地研修 90h
実践的研修 70h
5月 160h 受入れ農家等での現地研修 90h
実践的研修 70h
6月 160h 受入れ農家等での現地研修 87h
実践的研修 70h
担い手協研修(座学)3h
7月 160h 受入れ農家等での現地研修 35h
実践的研修 90h
農業簿記通信講座・農大 35h
8月 160h 受入れ農家等での現地研修 35h
実践的研修 90h
農業簿記通信講座・農大 35h
9月 160h 受入れ農家等での現地研修 35h
実践的研修 90h
農業簿記通信講座・農大 35h
10月 160h 受入れ農家等での現地研修 35h
実践的研修 35h
就農地準備 90h
11月 104h 就農地準備 80h
経営管理研修 12h
農業簿記通信講座・農大 12h
12月 60h 経営管理研修 60h
1月 60h 経営管理研修 60h
2月 100h 農業振興センター育苗作業 100h
3月 100h 農業振興センター育苗作業 100h
営農準備 50h
小計 研修時間:1,594h

※この研修実施計画をベースとして、研修生、受入れ農家等、村担い手協が協議し、個々の研修実施計画を策定することとなります。



現地・実践研修の主な内容

※受入れ農家等の作物を中心に研修し、空き時間を活用して他の生産者での作業等の研修を行います。上記の表は参考として標準的な作業内容・時間を示したものです。



最近の就農例◆受入農家型研修を修了 40代の方(配偶者とお子さんの4人家族)

※本人のみ研修を受け、その間、配偶者は別途就労していました。
就農後は一緒に農業をされ、冬期は夫婦とも農外就労している第1種兼業農家です。
自己資金はほぼない状況でのスタートでした。


・経営実績と今後の目標(5年後)

初年度実績 今後の目標(5年後)
経営面積 17.5a
ハウス5棟
167.5a
ハウス5棟+露地野菜150a
栽培品目 ミニトマト(ハウス)
カラーピーマン(ハウス)
ミニトマト(ハウス)
カラーピーマン(ハウス)
南瓜(露地野菜)
馬鈴薯(露地野菜)
さつまいも(露地野菜)
所得 2,400千円 3,400千円

・主な投資

数量 投資額 財源
農地 256a 3,750千円 経営体育成強化資金
ハウス施設 2棟 1,430千円 村補助金、自己資金など
トラクター(45ps) 1台 3,700千円 青年等就農資金、国庫補助金
管理機(6ps) 1台 715千円 青年等就農資金、国庫補助金
除雪機(30ps) 1台 1,300千円 青年等就農資金、国庫補助金

  

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