国際交流事業
目的
国際的な視野を持った次代に生きる日本人の育成に資するために、諸外国の人々との交流を通し、広く海外に住む人々の生活や文化を理解し尊重する態度を育成するとともに、我が国の文化と伝統を尊重する態度を培う。また、互いの考えを表現し合う中で、コミュニケーション能力の向上を図る。
概要
現在行っている事業は、北海道教育大学に留学している方々と村内小中学校児童・生徒や村民との交流を図る「夏季国際交流事業」と、中学生を海外(オーストラリア)に派遣し、ホームステイをしながらその国の人々との交流を図る「中学生海外研修事業」、訪問先の生徒を受入れて交流する「ストラスモア・セカンダリー・カレッジ赤井川訪問交流事業」です。
歴史
本村の国際交流は、平成5年度に行われた「環北太平洋の地域研究と異文化理解教育の国際会議」において、会議を主催した北海道教育大学へき地教育研究施設と参加したアラスカ大学フェアバンクス校よりへき地校との交流を行いたいとの申し出を受けたことに始まりました。
受入初年度となった平成6年度にはアラスカ大学の学生5名と教授が来村し、村内小中学校の児童生徒・教職員と2日日程で交流が行われました。平成7年度には本村に「国際交流推進委員会」が発足し、2週間のホームステイを中心とした交流に発展。平成8年度には北海道教育大学に「国際交流センター」が設立され、4日日程で地域住民との交流が始まるとともに、当初のアラスカ大学留学生から、中国、ベトナム、カナダ、ロシア、ウクライナ、エジプトなど多くの国々の留学生が訪れるようになりました。
もう一つの事業の「中学生海外研修事業」は、「外国での生活体験や交流、視察等を通じて国際性・社会性を備えた人材の育成を図る」ことを目的に、平成13年度に始まりました。本村の中学生が夏季休業中にオーストラリア・メルボルンのストラスモア・セカンダリー・カレッジを訪問し、生徒の家庭にホームステイをしながら交流活動を行うものです。本事業は相互交流の一環としてストラスモア校の生徒が来村し、ホームステイしながら学校訪問や視察研修を行う事業にもつながっています。令和元年度には本村の中学生11名と引率者2名の計13名が10日間の日程でストラスモア校を訪問しています。
学校教育係 kyouiku3@akaigawa.com 0135-34-6211